春になると思い出すこと~引っ越し~

 

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双子や三つ子を抱えたお母さんの大変さとかが(お母さんが、というのもなんですね。お父さんはどうした!)、最近よく新聞などに取り上げられています。

 

小さい子どもは、双子や三つ子じゃなくても大変です。

 

世話焼きばあさん気味の私は、「手伝って~」と言われたら手伝うのになあと思ってしまいます。

と言っても、私のキャパだと、そのお宅に友人と行って(わが家に来てでもいいですよ)、2時間くらい、お子さんを見るというのが最大限でしょうか。(一人では自信ありません)

その間、ママは美容院に行くとか、おうちを片づけるとか、お昼寝をするとか、自由に…。

 

私自身、子どもが小さいころは、ずいぶん周りの方々に助けていただきました。

 

私は、娘が小学2年生になる春まで、フルタイムで働いていました。

朝は7時頃には家を出、6時くらいに娘と帰り、娘を寝かせたあと、持ち帰りの仕事をすることも多かったです。

 

夫は今でこそいろいろ協力的になりましたが、当時はそうではなく、家事の95パーセント・育児の80パーセントは私でした。

ちなみにけんかの100パーセントはそういったことが原因でした。仕事を辞め20年たった今でも、時々当時のことを思い出し、ふつふつと恨みの気持ちがわきたつときがあります。(やんわりと、小出しに夫に伝えています。言わないとわからない。) 

 

でも、ご近所の皆さんには恵まれ、本当にいろいろと助けていただきました。

 

育児休暇明けと同時に引っ越しを伴う転勤でした

 

引っ越した日の夕方、娘(間もなく1歳というころ)を抱いて家族3人でご近所に挨拶に行きました。

どのお宅も、にこやかに対応してくださいましたが、その中の1軒のお宅はことさらでした。

 

最初に出てきた奥さんが、ご家族全員を玄関に呼んで自己紹介をしてくださったのです。穏やかそうなご主人と、優しそうなお嬢さん。

奥に介護の必要な、奥さんのお母さんがいらっしゃるということでした。

 

久しぶりの仕事・はじめての町・初めての保育園…などなどで、不安いっぱいだった私でしたが、ほんとうに光が差すような思いがしました。

 

その地には、1年半くらいしかいませんでしたが、その間、本当にお世話になりました。

 

夕方、私が娘と帰宅すると、「ちょっと一息ついて、夕ご飯の準備したら」という感じで、1時間くらい娘を預かってくださることもありました。

毎日クタクタだったので、本当に助かりました。

 

日曜日の朝など、そのお宅は、ご家族で大きなスーパーに買い出しに行く習慣があったのですが、よく娘も連れて行ってくれました。

 

熱を出して保育園に行けないというとき、夫と交代で休みを取るのですが、どうしても休めないときもあります。そんな時、預かっていただいたこともありました。

 

次の場所でも、やっぱり同様でした。インフルエンザの時、鍋ごとのおかゆとお味噌汁を持ってきていただいたり、忙しいときには預かっていただいたり。

 

今の世の中は、言われないとそうそう手をさしのべられないというところがあります。

迷惑かもしれない、余計なお世話かもしれないと、みんな遠慮気味ですからね。

 

でも、もし困っていたら、ちょっと小出しに頼ってみてはどうでしょう。

どっぷり頼られても、相手も困るかもしれませんからね。その辺は、様子を見ながら、薄く広くでも。

 

何かの折ごとに、あのときはありがたかったなあと思い出します。

↑写真は、ご近所の ご主人(最初引っ越したところの)と娘です

 

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