先日、直売所で買ってきた紅八朔でマーマレードを作りました。
買ってきたのは紅八朔4個、量ってみたら1.9キログラムありました。
後に下処理したら、実と皮で1500グラム。
1材料
・八朔の実と皮が1500グラム。(しかし、1500グラムは多すぎました)
・グラニュー糖 900グラム。
私はグラニュー糖がなかったので、普通のお砂糖で作りました。八朔の正味の60パーセントです。これは、好みで加減してください。
これをあとで2回に分けて投入します。1回目400グラム。2回目500グラム。
・レモン汁 大さじ5
2手順
1日目
・八朔に切り込みを入れ、皮をむき、実と皮に分ける
・皮は内側についている白い部分を取り除く
・実も房から取り出し、タネや身についている白い部分も取り除く
・皮をたっぷりのお水とともに鍋に入れ、10分ほど沸騰させ、ゆでこぼす。これをあと2回繰り返します。
↓
計3回ですね。
私は全体で2回しかゆでこぼさなかったので、少し苦みが残りすぎました。
・柔らかくなったら細かく切る
一口大に切ってあとでハンディープロセッサーで細かくしてもいいです。
・皮・実・砂糖400グラムを鍋に入れ、かき混ぜる
・フタをして煮る
実がふっくらとやわらかくなり、果汁がたっぷり出たらOK。
・冷えたら、上部にラップを張り、冷蔵庫で翌日まで冷やしておく
翌日
・グラニュー糖500グラムとレモン汁大さじ5を加え煮る
・とろみがついたら完成
・熱湯消毒していた瓶に詰める
できあがりです!
瓶に10個できました。
反省
久しぶりに作った八朔ジャム、今回4個で作りましたが、一度に作るのは、2個くらいが適当だなと、改めて思いました。
何よりも多すぎると、混ぜるときに鍋からはみ出しそうになって作りにくい。
それに、私の場合、頑張って作っても、時にイマイチだなあというときがあるのです。イマイチのジャムが大量にあっても困ります。
イマイチのものも、ほどほどの量だと、食べるときに蜂蜜を足したり、今回のマーマレードのようなものは、スペアリブを焼くときの材料に使ったりと、いかようにも利用できるのです。
で、次回は、上手くいかなかった点を改善するというのがいいように、私は思います。
(時には、うまい!というのもできます)
もちろん、当たり外れの少ない、そして時期の限られる杏などは別です。私は、1度に8キロくらい買って、2~3日で作ります。杏ジャムが一番好きだし、杏ジャムは「くれ~」という人も多いからです。間に他のジャムも作りますが、杏ジャムを何ヶ月もにわたり食べます
2日に分けるやり方
この、2日に分けてジャムを作るやり方は、田中博子さんの「ジャムの本」(東京書籍)を参考にしています。
途中の手順はかなりはしょって自己流です。ていねいに作ってみたい人はぜひ「ジャムの本」をごらん下さい。とてもいい本だと思います。
田中さんによると、一晩おくことで、果物にストレスなく甘みが入るとのことですが、私自身、そこまで繊細な味覚を持っていないので、よくわかりません(笑)。
ただ、私の場合、2日に分けることで、ハードル低く、ジャム作りに臨めます。
材料を切って一煮立ちまでを1日目。二日目に瓶を消毒しながら、2回目の砂糖(及びレモン汁等)投入し、仕上げからの、瓶詰め。一気にやるより、のんびり作れます。
おいしいジャム作りのポイント
ジャムは、あくまでもおいしい果物で作るというのが基本です。
果物が古くなったから、生で食べてもおいしくないから、という理由で作るものではありません。
そんなことしたら、手間や材料のむだになります。
甘さや酸っぱさがキュッと詰まった材料で作ってこそおいしいジャムができると思うので、最初は少量で試してみてはどうでしょう。
(追記)落ち着いたら、苦味もまろやかになり、美味しくいただいています。