先日、私のとんでもない勘違いを一つ披露したが、他にも少しばかりある。
その中の一つ、自動車教習所編。
私は26歳の時に、仕事上の必要で免許を取った。
それまで、車には1ミリの興味もなく、ハンドル・ブレーキ・アクセルくらいは知っていたが、どれがブレーキかも知らないレベルだった。
そんな人たちが集まって練習するのだから(そんな人ばかりではなかろうが…)、自動車学校の車が普通の車のわけがない。ラジコンカーみたいな制御のできる特別な車に決まっている!私は、なんの疑問も持たず、そう思い込んでいました。
だから、初めての運転も恐くありません。いざとなったら、先生が制御してくれるのだからと、のびのび運転していました。
そこそこ運転ができるようにあったある日のこと。
先生が
今日は一人で運転してもらいますよ。私はあの建物から、無線で指示を出しますから。
とおっしゃった。
はいはい。ラジコンカーだから、なんの心配もない。
わかりました。先生。
と、当時まだ26歳でかわいらしかった(はずの)私。
ラジコンカーに一人乗った私は、S字カーブも直角みたいなところも、たいして徐行することもなく、グングン飛ばし、すぐに脱輪してしまいました。
でも、大丈夫。ラジコンカーなのですから。先生が、無線棟から操作をして、上げてくださるはず。
先生。上げてくださ~い。
と当たり前のように言ったら、先生は建物を出て、駆け寄ってくるではありませんか。
えっ??ラジコンカーじゃないの??
その日から、私が用心した運転をしだしたことは言うまでもありません。
その後ずっと、すこぶるていねいな運転を心がけ、仮免で一度落ちはしましたが、無事に免許を取ることができました。私のような、知識技能ともにゼロの者は、変なクセはついていないし(変な思い込みはありましたが)、先生のおっしゃることには素直なので、意外とスイスイ??なのかもしれません。
別の、とんでもない勘違いは、また後日。
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