完璧を目指して、いつまでも取りかからないより、70点くらいの出来でもサクッとやったほうがいいかも・・・

↑のように思ったのは、ものごとに取り組むムスメの姿勢を見てのこと。

 

小さいときからムスメは、 

勉強に関してはササッと始めて、ササッと終わらせる人でした。(大人になった最近は知りませんよ)

だから、「宿題やったの~?」とか「勉強しなさい」なんて言ったことはほとんどありませんでした。 

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 ただ、見ていると、 

 

100点を目指してるって感じではなく、70点くらいのとこらへんで、ハイ、お終いという感じではありました。

 

つい、「もっとていねいに仕上げてみたら」とか「もっとここを深めてみたら」と口を出しそうになったものですが、しませんでした。

 

「あっ、こういうやり方もあるんだ」と思ったからです。 

私の子ども時代 

私は、子どもの頃からけっこうグズで、夏休みの宿題をさっと仕上げたことなど一度もありませんでした。 

 

たいてい、終わりの数日、死ぬ思いで、それも親に隠れてやったものです。(宿題は終わったの?という問いに、終わったよ!と答えていた手前、しているところを見せられなかった) 

就職してからも 

就職してからも、そうとうボリュームのある、大切な書類作成などに、さっさと取りかからず、締め切りぎりぎりになって、死ぬ思いをするみたいな……。 

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そんな私から見ると、ムスメの、さっと取りかかり、さっと終わらせ、ノーストレスという暮らし方は、とても新鮮でした。 

グズの人は意外と完璧主義者? 

私はたぶん、心のどこかで、ものすごくいいできに仕上げたいというような思いがあったのだとは思います。(宿題を出さない人って意外と完璧主義者だと思う)

でも、さっさと取りかからないので、取りかかるまでの、何もしていない期間も、肩に重荷を感じているわけです。

 

就職して10年以上たってやっと、これでは苦しいばかりだ。早めに取りかかり、少しずつすませていた方が楽かも……。

それに最後の最後に追い込まれてやったからといって、すごいできでもないと悟りだしたのです。そのころから、少しずつ仕事は早めにすませるようになりました。 

親と子どもは違う 

そんな私の子どもなのに、教えたわけでわけでもないのに、ムスメは最初から、勉強はサクッとやり終え、あとはのんびり楽しそうに暮らしているわけです。

 

いつも余裕があるので、たまにものすごい宿題とか出ても、へっちゃらみたいでした。 

自分の子ども時代を思い出せば  

それでもたまに、ムスメに何か言いたくなるようなときもありましたが、そんな時は自分の子ども時代を思い出すわけです。

自分の子ども時代と比べたら、なんてスマート!「十分!」「上出来!」じゃないか~。

 

最終的にムスメは、勉強好きな人間になり、けっこう楽しそうに勉強していました。

 

高校時代、メガネを忘れ、最前列に席を変えてもらい授業を受けていたら、先生に「○○~、君の顔を見ながら授業をすると元気が出るから、ずっとそこに座ってくれないか」と言われたとのこと。

前のめりの態度だったのでしょうね。

授業中、そのおもしろい内容に、鳥肌が立った~とか、よく言っていました。。 

 

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