傘を持たせなかった日の雨
ムスメが小学1年生の時のこと。
あんな風に思ったのだから、たぶん四月のできごとでしょうね。
朝いい天気だったので、傘を持たせずに登校させたら、昼頃にけっこうな雨が降り出したのです。
当時はフルタイムで働いていたので、当然私は職場にいたのですが、胸がギュッと締めつけられるような思いがしました。大げさですが、ほんとうです。
今思えば、たかが傘。でも、ほんの何日か前までは、毎日送り迎えをし、道を一人で歩かせたこともない。そんな子が、雨が降っているのに、傘もないなんてと思うと、いてもたってもいられない気持ちになったのです。一瞬有休を取って、傘を持っていこうかと思ったくらいでした。(本気)
でも、落ち着いて考え、「こんな時には先生が手助けをしてくださるに違いない。もしそうでなくて、濡れたとしても、死ぬような気候じゃないし・・・・。」などと、考え、傘を持っていくのを思いとどまりました。(本当に情けない母^^;)
帰宅後、ムスメに聞いたら、学校にある「置き傘」というものを借りて、学童に行ったので、大丈夫だったとのこと。(そんな制度があるのね。ホッ。)
先生がいいようにしてくださる
私は、ムスメが学校に行っている間ずっと、「何かあったら先生が最善の策をとってくださる」と思うことにしていました。
だからムスメにも「困ったときには先生に相談しなさい。先生がいいようにしてくださるから。」と言い続けました。
たとえば、高学年の宿泊学習前。
「突然はじめての生理になることもあるかもしれないけど、そんな時は先生に相談するんだよ。先生がいいようにしてくださるからね。」と。
善意に取ると決めていた
そんな私は、先生のムスメに対しての言動も善意に取ると決めていました。深読みしても切りがない。
こちらが、疑心暗鬼で、先生の能力を値踏みしてもなにもいいことはありません。(そういう気持ちは、必ず先生にも伝わり、先生も用心しながら接してくることでしょう)
先生だって、能力はさまざま。それはお互いさまです。誠意を持ってその先生なりの最善を尽くしていただければ十分。
その先生の力では足りないときには、他の先生もカバーしてくれることでしょうし、家庭でもカバーできます。次の年にはまた違う出会いもあることでしょう。
こちらが先生の言動を善意にとり続ければ、先生もムスメやわが家の言動を肯定的に見てくださいます。
(もちろん、世の中にはとんでもない先生も、数は少ないでしょうが、いることでしょう。そんな時には、子どもを守る行動を取るべきだと思います!)
そんな感じで、塾も通信教育もなしであまりお金をかけず、小中高までは近場の公立に通わせました。地方だと、大学は親元を離れ、お金がかかるという可能性大。高校まではあまりかけたくないというのが本音でした。大学は予期していたように遠く東京に行きましたので、お金がかかりました。大学でお金がかかるということは、生まれたときからある程度わかっていたことなのに、準備が足りず、大変でした~。降ってわいたように大学生になるわけではなく、じょじょに成長し大学生になるのに~。
みなさん、親がしておく一番のことはお金を準備しておくことですよ^^
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