お金がなくなっている!
なにやら朝からゴソゴソと探し物をしていた父が「お金がなくなっている」と言い出しました。
一瞬、「もしかしてこれが、よく聞く認知症の症状?」と思いましたが、そうでもなさそう。
話は、理路整然としているし、記憶力もしっかりしています。
いつもお金を入れている引き出しに◯◯のお金と、⬜️⬜️のお金を入れていたけれど、◯◯の方だけがなくなっているというのです。
なくなった理由の予想
①父の勘違い(思いもかけないところにしまっていた、なんてことは時々ありますよね。誰にだって。)
②空き巣が入った。家中開けっぱなしですからね。
③△△(身内です)が持っていったんじゃないかなあ、と父。
③を言い出した父に「そんなことないよ」「そんなこと言っちゃあダメだよ」と言ってはみたものの、△△が時々父にお金を出してもらっていることは知っています…。
少し前には、勤め先の車で事故を起こしたと言って、数十万円(!)持っていった、と言います。(初耳!)
その前にも、数十万円。
ふだんはもっと小さい額です。
二人でしばらく探しましたが、出てきませんでした。
落ち込む父
結局、理由はわかりませんでしたが、4万円というお金がなくなっているようでした。
「がっかりだったねえ」となぐさめたけど、気落ちしたようす…。
あれこれ買い物をし、交通費をかけてやって来た私に、お小遣いをやろうと思って、引き出しを開けたと言うので、「いいよ。いらないよ。」と言ったら、それ以上なにも言いませんでした。
心もとない思いにおそわれたのでしょう。
年を重ねると、近しい身内でもあれこれあり、むずかしい。
伯母への電話
まもなく帰る私は、伯母といとこに電話して、気がけて父を訪ねてねとお願いをしました。
少し離れたところに住んでいますが、生まれて80数年ずっと仲よし姉弟。
仲がいいって、いいなあ。
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