父が亡くなり、お通夜に葬儀、その後の諸々を、地元の兄夫婦を中心に、それなりに進めてきたのですが……。
こんな時に、「親戚の誰かが、口を出してきて、ことを荒立てたりするんだよ」なんて話を聞いたことがありましたが、本当なんですね。
わが家の場合も、近しい身内が、裏であれこれ言って、かき回しています。
「へ~、ここまでの人だったのか!」とびっくり。
たいていの人間には多少の欲があります。でもそれを理性ややせ我慢で抑え、ほどよい関係を保っていると思うのです。
でも、中には、この欲だの不服だのを持っている人たちに火をつけて、仲違いさせたがる人がいるのですね。
私の、こと人への感謝のしかたが足りなかったというので、方々で私の悪口を言っているから、「ひと言お礼の言葉を言って、何かお礼の品を送った方がいいよ」と言われ、電話をしたら、
「お父さんがこれまで生きてこられたのは全部私のおかげ!」「病院に通えたのも私のおかげ」「○○ができたのも私のおかげ」「□□ができたのも私のおかげ」「子どものおかげで生きてこられたのじゃない。私のおかげで生きてこられたんだ。」と言われ、唖然…。
本気で、そう思っているもよう。
父も亡くなり、この人との関係も薄らいでいくことだろうから、ケンカをする必要もないと思い、「ほんとうにお世話になりました」とお礼を言い、お礼の品を送りました。
何十年と、地元の兄夫婦の足りないところを父に言い続け、兄夫婦と父が仲良くしないようにしている面があるなあと思っていましたが、自分がされてみて初めて、兄嫁は大変だったろうなあと、しみじみ思いました。
かなり気分がめいりましたが(今も思い出しては気が滅入ります)、隣に住んでいるわけでもありません。
遠~~~~~い距離感で接していこうと思います。
その人の思いを変えることもできませんしね。
こんなゴチャゴチャで、ここ数日、父のことをお祈りすることがどこかへいっていました。
すべてを陰で支えてくれた兄夫婦への感謝も忘れないようにしたいなあと思います。
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