長野から大ぶりで美しい杏が届きました!
毎年6月には1年分の杏ジャムを作ります。
でも今年は、地元の直売所で杏を買い逃してしまいました。長崎の杏シーズンは一瞬で終わるのです。
で、JA長野に6キロほどの杏を注文。
それが先日届きました。地元の野性的なものと違い、箱入り娘はふっくらと大ぶりで非常に美しい。1個80グラムほどです。値段も送料を入れると地元の5~6倍です。地元の杏は超安い。
4回に分けて、ていねいに作ることにする
正味1.3キロほどで4回に分けて作ることにします。
こうするのは、いっぺんに作ると疲れて大ざっぱになるからというのもありますが、1回ずつ試行錯誤できるからというのもあります。
おいしいジャムは二つの掛け合わせ
おいしいジャム作りのためには二つのことが必要です。
1 素材そのものがおいしいこと!!!!
これなくしては、どうしようもありません。たとえば甘みも酸っぱみもないりんご。これを、どんなにていねいにジャムに仕上げてもおいしいものにはなりません。
2 作り方がいいこと
段取りよく、糖分やレモン汁の加減を絶妙に、短時間でガ~っとに詰めて香りを残し、好みのとろみ加減にするといったことです。
第一陣は?
おととい取りかかった第一陣のジャムを今朝のヨーグルトに添えてみました。
味にうるさいオットに、「正直に感想を言ってくれ」「第二陣の修正に生かすから」とアドバイスを求めたら、「杏特有のガツンとくるような感じが薄い」「糖分がやや強いのでは」ということでした。
実は、私もそう思っていたのです。
地元の野性的な杏(たぶん庭先のもの?小ぶりです。)の方がもっと酸っぱくて、「コレコレコレ!待っていたよ~」というようなパンチがあるような。
第二弾は糖分60パーセントにしてみることにします
ふつうジャムの糖分は材料の50パーセント程度が基準ですが、杏は70パーセントくらいのレシピが多いです。
第一陣は田中博子さんのレシピを参考に70パーセントで作ってみました。
でも、ちょっと甘過ぎな気がするので、第2陣は60パーセントにしてみます。
甘みが足りなかったら、食べるときに蜂蜜を足すとかできますからね。
その味を確認して、第三陣の比率を考えようと思います。
毎年毎年作るけれど、ジャム作りも奥が深い。
来年は、早めに直売所に杏の取り置きをお願いしておこうと思います。
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