自分にはどうにもできないこともある
人づきあいの中には、苦手で、それを考えるとズ~ンと気が重くなるような関係もあります。
友人知人だったら、静かに遠ざかり、フェードアウトすればいいですが、身内となるとそうもいきません。
若い頃の私は、私しか頼る相手がいないのかもしれない。見捨てて何かあったら、悔やんでも悔やみきれないことだろう、なんて考えて、つきあったり世話をしたりしていました。
イヤなことがあったときの愚痴を聞き、誰かへの不満のことばを聞き。
頼み事をされたら、あれこれ動き。
お祝い事や何かしらのことがあれば、贈りものやお金を送り。
でも、相手から、私にはそういったものは届きません。
自分は余裕がないから、送る必要はないと考えているようでした。
でも10年ほど前だったでしょうか、「30年あまりそうやってつきあってきた」「もういいかな」と思えるようになり、最小限のつきあいしかしないようになりました。
ごくごく近い身内だけれど、私は○○のことが苦手なんだということを認めることにしたのです。
今では、たいていの用事も電話じゃなくてラインですませています。
少し前に義姉に贈った傘をめぐって
少し前に義姉のリクエストで晴雨兼用の傘をお歳暮として送りました。
義姉に聞いたイメージの傘を求めて、中心街の傘専門店まで出向き、買い求め、帰宅後一筆添えて荷造りをし、郵便局から発送しました。(デパートで、パッと何かを贈るのよりは、私としては動いたわけです)
でも実は何日たっても「届きましたよ」という電話がありませんでした。
以前の私だったら、「せっかく送ったのに・・・」なんて思ったりしていましたが、最近は「まあいいか」、もうしばらくして電話がなかったら、確認の電話をしよう♪と思えるようになりました。(届いていないということだって、ありますからね)
義姉には、そういうところがあるのです。
人はそれぞれ
帰省の際に兄に頼まれていた洋服を、お土産に買っていき、義姉に渡したことがあったのですが、義姉はそのことを兄に伝えずに、そのへんに置いたままにしていたようでした。
せっかく買っていったのに、兄がひと言もお礼を言わないので「ちょっと~~~」と兄に文句を言ったら(遠慮がないのです^^)、何も聞いていませんでした・・・。
やはり帰省時のこと。
父と赤飯を作り、当然兄宅にも届けました。
その夜、遊びに来た兄が、赤飯を食べている私たちを見て「うちも今日は赤飯だったよ」なんて言うのです。
オイオイ、それは私たちが作った赤飯だよと伝えながら、心の中で「お赤飯を食べるときに、これお父さんとこからもらったよ」なんて言わないのかなあと思ったものでした。
そういうところもある義姉ですが、裏表がなく情の深い人でもあるります。
ニコニコしながら、陰で悪口を言うことはありません。(不満だったら、不満そうにしています。ハイ^^)
でも、私たちが帰省したら、それは手をかけてごちそうを振る舞ってくれますし、夏にはバーベキューを計画してくれたり。
そしてなによりも、父のことを親身に世話してくれました。
実は兄への不満など「もうその辺にしておいてもらえませんか」というくらい言うのですが、父への不満を聞いたことは一度もありません。
父に対しては、いつもやさしく、食事を届けたり、病院に連れて行ってくれたり。細やかに世話をしてくれました。本当に感謝しています。
義姉はの感謝は、口に出して伝えるようにしてきました。
だからまあ、お礼の電話がなくても「まあ、いいか」となるわけです。
ちなみに
1週間ほどたったころお礼の電話ありました♪
よかった^^
好みの傘でした~
わざわざ傘屋さんまで行ってくれたんですね~
と、ふだんよりいっぱい喜びのことばいただきました^^
人のことばっかり言っていますが、自分だって、いいところもあれば、困ったところもあるこのでしょう。
お互いさまですね。
とにかく、こんな感じのモヤッとすることは、深く追わず、流す。
考えすぎてもあまりいいことはありませんからね。
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