70パーセント与える
妊娠中に読んだ本の中で強く心に残ったことばがありました。
それは、「与えるものを70パーセントくらいにしていたら、好奇心や主体性が育まれる」といったことばでした。
(30年前の記憶で、どなたのことばだったかは忘れましたが、脳科学者のことばだったような)
私は、他の分野(片づけとか、お金を増やすとか)では、わかっているのにやらない・できないことが多いのですが、子育てにおいてはそうではなくて、こうと決めたことを意外に無理とも思わずにやって来たように思います。
70パーセント与えるの具体例
私は、子どもが赤ちゃんの時から、「できたら賢い子に育てたいもんだわね」と思っていました。ハイ。
でも同時に「いてくれるだけでありがたい!」「世界の宝!」とも思っていましたよ。それは今も変わらず・・・・。
まあ、とにかくそんな深謀遠慮を持っていた私は、0歳、1歳、2歳みたいな小さいときにも、「教えすぎないように」ということを心がけていました。
何か聞かれたら、聞かれたことだけに答える。つけ足すとしてもほんの少しだけ。
たとえば、「サンタクロース」ってどう書くの?と聞かれたら、サンタクロースと字だけをていねいに書いてやる。
ムスメも書きたがったら、書かせる。
そこで他のカタカナもついでに教えようとかはしない。
ムスメの字がおかしかったら、少しだけ注意する。完璧に!なんて目くじらは立てないわけです。
ただ心がけていたのは、どんなときでも聞かれたら、おだやかに対応するということでした。
「教えすぎない」というだけの知育。1円もお金はかかりません!
当時はフルタイムで働いていましたので、バタバタと暮らしていましたが、子育てでは意外とイラつくことありませんでした。
それができたのはなぜか?については次回述べますね。
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