見た目をほめない
YouTubeを見ていたら、「北欧子育て7つの鉄則」というのをやっていました。
(北欧に住む日本人が北欧の人々や暮らしについて紹介するチャンネルで、おもしろいですよ)
その鉄則の1つめが「見た目をほめない」というのです。びっくり!
え~っ、新しいブラウスを着た日に、「すてきなブラウスね」と言われたらうれしい。
ヘアスタイル変えたら、なんか言ってほしい・・・、と思ったけれど、じっくり聞いていたら、「この方針いいかも」と思えてきました。
かわいいねと子どもの時から言われていたら
かわいいのが自分のよさなのかなと思う。
物心ついてからずっと、ピンクのドレス・長い髪、細い体型…などなど、そういうところをほめられ続けていたら、そこが自分のよさなんだ刷り込まれてしまう。
じゃあ、なにも言っちゃあいけないの?となりますが、「ピンクのドレスが好きなんだね」みたいないい方をするのだとか。
とにかく刷り込むのを極端に避けるのだそうです。
だから、大人になっても外見のことはとやかく言わないのだそうです。それはテレビに出るような人についても同様とのこと。
なんか、楽かも・・・・。
日本、やたらと外見のこと言うような
じゃあ日本は?私は?
友人知人と会ったら、「どっかいいところを見つけてほめなくちゃ」と思いすぎているような。
だからか皆さん、そこそこ小綺麗にしていますよね。
それに対して、「ユーはなにしに日本へ」などを見ていると、欧米の人はお金持ちでもけっこうラフなかっこうの人が多い。(パーティーとかとなると、一気にドレスアップだけど)
日本では、ほめるもあるけど、逆に、容姿をこけにするTV番組も当たり前にある。いやだなあ。
私自身も、外見ではなく、別のことを言うよう心がけてみようかな。
ドラえもんのしずかちゃんも
刷り込みという点でもう一つ。
ドラえもんがアメリカで放送されるようになったとき、しずかちゃんが持っていた人形は本に変えられたのだとか。
女の子は人形を持つといった刷り込みを避けるために。
そういうところは、日本、鈍感かも。
住宅メーカーや家電のコマーシャルを見ていると、ソファーに座りくつろぐオットの向こう側でニコニコしながら夕食を作る妻が出てきたりして、「誰が作ったんだ~、このコマーシャル??」なんて思ってしまいます。ああやって刷り込もうとしている?
刷り込まないように・刷り込まれないように気をつけよう♪
しずかちゃんお話は「ミステリというなかれ」で出てきたよ。
▲テレビが終わったから、マンガで原作を読みました
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