出産適齢期の海外赴任
ムスメはオットの海外赴任に同行し、仕事を辞めて、渡米しました。
その時、29歳。
まさに出産適齢期まっただ中です。
その後、労働ビザが下りて就職。
で、間もなくして妊娠したのですが・・・・。
なるようにしかならない
ムスメの場合、渡米後3年での帰国がほぼほぼ決まっています。(多分)
とすると、帰国してまた就活。
で、ある程度落ち着いてから妊娠。
といったスケジュールも考えられるわけですが、そんな都合よく「妊娠」できるとは限りません。
ムスメとはそんな話をしながら、「赤ちゃんがほしいのならば、スケジュール優先ではなくまず産んで、その時々で、最善を考えるでもいいんじゃ?」なんてことを言いあったりしていました。
3人の妊婦さん
数日前のムスメからのラインに、「3組の友人夫婦でランチをしたよ」と写真が送られてきました。
3人とも妊婦さん。
確率として、妊娠適齢期の世代の人が海外赴任するのでしょうか?
お一方は、仕事を辞めて同行。そのまま専業主婦。
この人は、8月に産み、年明けくらいには海外赴任終了で帰国予定とのこと。
帰国後落ち着いたら、リモートでできる仕事を探そうと思っているそうです。
もう一方は、ご自身の転勤で来られた方。
だんなさんの方が、その後、(別の職場ですが)希望して海外転勤して奥さんと一緒に暮らせるようにしてきたとのこと。
このご夫婦は、ムスメより何歳か年上なので、この時期に何年も離ればなれになっていては、妊娠することが難しくなってしまうと考えての行動とのことでした。
おもしろかったのは、この2番目の方のケース。
彼女は日本の大企業勤務。
日本だったら、育児休業は希望すれば1~2年(もっとでも)取れますよね。
でも、育児休業に関してはアメリカのやり方にならい、20週間しか取れないのだそうです。
で、報酬なのですが、アメリカの場合、育児休業中も全額出る場合が多いのだそうですが、そこは日本式に、月給の6割だか7割だか(正確には知りません)しかでないのだとか・・・。
なんとも会社本位!
聞いてびっくりしました。
どちらかのやり方で通してほしいものです(笑)
ところがこの話には続きがあり、この方のだんなさんは外資系企業勤務で、ありとあらゆる決まりを熟読し、取れるだけの育児休暇を有給で取ったのだとか。
それが1年!
だから、奥さんは20週、だんなさんは1年間育休を取るとのこと。
この話を聞いて、いいなあと思いました。
だんなさん、数ヶ月は主になって育児や家事をするわけです。
これって、その後の2人の育児や家事・キャリアの考え方に大きな影響を与えることでしょう。
ムスメの場合。
仕事に就いて期間が短いので、産休は16週。それも産後のみ。給料は全額ではないけど出るそうです。
おむこさんが取れる産休は1週間だけ。
その時々、二人で決めて動く
出産に関しては、どうしても女性の方が大きな影響を受けます。
でも、どうにかして、どんな形でもキャリアをつないでいきたいと思っていたら、夫婦二人で協力し合いながらどうにかなりそうです。
(もちろん、どちらかが家庭優先でもOK)
上の3夫婦とも、出産後は大変でしょうが、その時々で、オットのキャリアを優先したり、妻のキャリアを優先したりとしながら、やっていくのでしょう。
親としては、手伝えるところは手伝うけれど、どんな判断にも口出しせず、「ほ~」と
見ながら応援するのみ、です。
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