変わらない夫との向き合い方

     

夜遅くの訪問者

 

日曜日の夜8時過ぎにチャイムが鳴り、出てみたら近所の奥さんが。

 

互いに夫婦ともに親しいお相手。

 

でもその時間に突然訪れることはありません。

 

?と思いながら対応しようとしたら、「ご主人様は在宅ですか?」と。

 

釣りに出ただんなさんが帰ってこない

 

なんでも朝の9時に防波堤釣りに出かけただんなさんが、夜8時過ぎても帰って来ないし、電話しても出ない、というのです。

夕方には帰る予定だったのに・・・。

 

奥さんは、話しながらだんだん涙ぐまれます。

 

オットとそのだんなさんは釣り仲間なので、相談に来たというわけです。

 

見にいってきます!

 

釣り続けている可能性が強いけれど、もしものこともあるので、私たち夫婦が探しに行くことにしました。

 

奥さんは場所もよくわからないし、家にいないと行き違いになることもあるので。

 

オットは場所の見当が1~3ついていると言います。

まず1に向かうことにしました。

(我が家から往復で3時間あまりの港)

 

結論としては、のんきに釣りを楽しんでいました^^

 

よかった、よかった。

無事で何より!!!この一言に尽きます。

 

電話しながらも竿先が気になるだんなさん

 

ここかな?というところに行ったら、薄暗い中、太刀魚づりに夢中のだんなさんが見えました。

オットがチョンチョンと肩を叩くと、驚くだんなさん。

私までそばにいるので、何事かと言う表情。

 

事情を説明し、「とにかく奥さんが心配されているので、電話してください」と。

 

だんなさんは恐縮しつつ電話を掛けていたのですが、その脇で竿先がピュンと動くと、「あっ、かかった!」とそっちが気になり・・・・。

 

その様子に、「この人は変わらない」としみじみ思う私。

 

そのあとももう少し釣って帰るからというだんなさんを残して、私たちは帰宅しました。

 

行きの車の中は、もしものことが頭をよぎり妙な雰囲気でしたが、帰りはコンビニでコーヒーなど買い、のんびり & ちょっぴりあきれモードの私たちでした。

 

翌日のお二人との会話

 

翌朝奥さんはさまざまな手作りの品々をたずさえて、お礼に来てくれました。

 

「大変でしたね~。消耗したでしょう。」と言うと、「わかるでしょう」と。

「変わらない夫とどうつき合うか」を自分の中で方針を決めないとだねえ、などと話し込みました。

 

かのだんなさんは、一事が万事あの調子とのこと。

年を重ね、体に問題も出てきた。

それを全部心配していたら、身も心も持たない、と。

 

夕方には仕事を終えただんなさんが菓子折とお魚を持ってお詫びに来てくれました。

「ちゃんと伝えていたんだけど~・・・」と、恐縮しつつも、言い分をボソボソと^^

 

健康や安全のためだとしても、そうやすやすとは変わらないのが人間。

夫婦間では「それは相手の問題」とすぱっと切り捨てることも難しい。

 

でも、ある程度の線引きをしないと奥さんは振り回されるなあと思ったできごとでした。

 

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