小さな自由がほしかった!
帰国が近づいてきました。
滞在のほとんどは、ムスメ宅の部屋の中。
自由に出歩けず、好きなものも気ままに買えない日々。
(ショッピングや観光に行きたいというのではないですよ)
買い物は在宅勤務のおむこさんの仕事の合間に小走りに。
時間はないし、お金を出すのはおむこさんだし、基本、メモしたものをカゴにいれるおむこさんのつきそい状態。
(そのメモは、私とムスメで作ったものですが)
急いでいるので、こんなものがあるんだ〜、なんて眺めるヒマもなし。
「不自由だ〜〜!!」
なんか勝手に被害者意識がつのる・・・。(いい年して!)
おむこさんが悪いんじゃないんですよ!
仕事に、育児に、妻のケアに、妻の母の面倒に、奮闘してくれています。おむこさんの名誉のために(笑)。
冒険に出るぞ
これじゃあいけない!
ムスメも少しずつ回復してきたし、おむこさんも土日でお休み。
お向かいのカフェにカフェラテと小さなデザートを買いに行ってみよう!
(ここには一度ムスメと行ったことがあるので大丈夫)
そして、その隣のお店で切らしたコーヒー豆を買って来よう!
これくらいなら一人でできる。
ムスメと二人で外出
ムスメに私の冒険について話したら、「お母さんが一人で体験してみたいならそれもいいけど、そうじゃないなら、つきあうよ。」
「スタバでコーヒー豆買えば。」と言ってくれたので、二人で外出。
まだムスメは歩くのがつらいので、ごく近場。
で、近くのスタバに行ってみましたが、豆を引いてもらえそうになかったので、近くのカフェへ。
夫婦で、時々行くのだそう。
街のカフェ
その店は、小さいけれど中で立ち飲みする人5〜6人。列を作る人これまた5〜6人と、いい感じに、にぎわっていました。
マフィンやクロワッサンなど軽食もあります。
この店のコーヒーなら!と思い、ムスメ宅で飲むため用のコーヒー豆だけじゃなく、ご近所のMさんへのおみやげもここのコーヒー豆にすることとしました。
他にお土産を探しに行けそうにない。
コーヒー豆2袋と帰り道飲むカフェラテスモールサイズで、お代は43ドルでした。
10%のチップ
43ドルの中には、10%のチップが含まれています。
ふだん、この手の、カウンターで頼んで、自分で受け取る店では、チップは出さなくてもいいのだとか。
ムスメもふだんは出さないそうです。
でも、今回は、自宅用を挽いてもらったのでチップをつけました。
スタッフの若い女性が、引き具合はどうしますかなどと丁寧に聞いて、こころよく挽いてくれたのです。
(チップはこの女性に入るのだとか)
チップ額がレジで示される
この店では、支払い時のレジに代金が表示され、その上で、チップどうしますか?
なし・10%・15%・20%から選んでみたいな表示がされました。
大きな字でわかりやすかったです。
豆はおいしかったし、380グラムも入っていました!
帰り道のカフェラテはほんのりと甘く、やわらかな味で、ニューヨークに来て一番のおいしさでした。
豆も新鮮で、部屋に戻りすぐにコーヒーを入れてみんなで飲みましたが、おいしかったです。
43ドル。
ニューヨークだとふつうなのでしょう。
でも、日本と比べると高いなあと思いましたが、重さを量ってみたら380グラムもあり、高いなあ感が少し薄らぎました。
小さな出来事ですが、やりたいことを口に出し、行動できたのでよかったです。
言ったり、動いたりすればすぐ解決することを、何も言わず、グチグチ思うのはやめなくてはですね。
私の悪いクセです!!
気を使ってくれたムスメよ、ありがとう。
↑道路のちょっとした花鉢もクリスマス仕立てだけど、日本のお正月にも通じるような・・・。