上地結衣さんの試合を見ていたときのこと
車椅子テニス。
きちんと見たことはありませんでした。
でも、パラリンピック、女子シングルス決勝を見始めたら、おもしろく、最後まで見ることに。
途中から見始めた実況中継。
アナウンサーは女性で、相方が男性。
この男性の声が、明るく・穏やかで・滑舌もよく・聞き取りやすい。
もしかしてアナウンサー2人組の中継?
と思ったのですが、言っていることは専門的で、どうも経験者のよう。
途中、アナウンサーが「国枝さん」と呼びかけ、え〜っ、この方国枝さんなの?!とビックリ。
表面しか知らなかった国枝さん
国枝さんのことは、ニュースなどでよく見かけるので、通りいっぺんのことは、知っていました。
実は、偶然、国枝さんについての本も読んでいたところ。
(途中まで読んでいましたが、新しい気持ちで読めそう。)
私の国枝さんについてのイメージは、
・長く世界のトップに君臨していた車いすテニスプレーヤー。
・落ち着いていて、頭のよさそうな方。
・車いすテニスプレーヤーとして、スポンサーをつけ、きちんと稼ぐ道を開いてきた方。
といったところでした。
映像なしで、声だけを聞く
ところが、姿を見ないで、声だけを聞き続けていく中で、国枝さんのイメージがどんどん変わっていきました。
まず、温かみがある!
目の前の、上地結衣さんへの愛情や励ましの気持ちにあふれている。
そして、情熱的。
もちろん、世界のトップに居続けたからこそのことばも。
途中、上地さんが劣勢になり、「だめかな?」というときがあったのですが、
その時国枝さんが言ったことば、
「大丈夫!私はやれる!」と自分に言い聞かして、立ち直るしかない。
それも技術です。
といったことでした。
自分を励まして立ち直るのも技術!
最後、上地さんが優勝した時は感極まって、声が出せないようでした。
映像がないのに、声が出ない。
泣いていたもようです。
国枝さんの魅力を初めて知った夜でした。
まもなく、小田凱人さんの試合。
今日もゲストは国枝さんかな?
試合も楽しみだけど、国枝さんの解説も楽しみです。
最後になりましたが、
上地結衣さん、金メダルおめでとうございます!
この記事は、小田凱人さんの試合の前に書きました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。