はじめての月９「ミステリと言う勿れ」

完成度に夫婦でビビる

新聞テレビ欄のレビューがすごくよかったので、念のために録画していた月９「ミステリと言う勿れ」。

でもそのまま放置していました。

その後ムスメから「わたしの好きな漫画のミステリと言う勿れが月９でドラマになっているから見てね♬」とのラインが。

それでもなんとなくそのままにしていたのですが、見始めたらびっくり！！

オットといっしょに見たのですが、退屈な導入なしに、すぐに引き込まれます。

話の展開は早く、ドラマティック。

公園で大学生が殺され、近くのアパートに住む同級生が捕まります。（任意ですが）

目撃者がいたのです。

そこからは、悪気はないけれど、思い込みの激しい、ザ昭和の刑事が決めつけの取り調べ。

登場する警察官がほぼ４人で、その他の警察官は出てきませんが（省略か～？）、微妙な細部が現実的なので、ストーリーに違和感を覚えない。細部がリアルじゃないと、ドラマには入れませんよね。

月9をリアルで見るのははじめて。

主人公は菅田将暉さん

菅田将暉さんが捕まった犯人役で主人公。

身に覚えもない罪で捕まえられたのに、飄々とした態度。

少しの情報と、ありえないくらいの観察眼で、回りの警察官を動かしながら、事件を解決柄と導いていきます。

初めての菅田さんドラマ

菅田将暉さんのことは、バラエティーではしょっちゅう見て、おもしろいし賢い人だなあとは思っていました。歌だって上手くて味がある。吉田拓郎さんの歌なんかをプロのレベルで歌いこなす（プロですが）。

でも、ドラマには興味がなかったのです。

顔とかも個性的で、二枚目なんて言われているのを聞いても「この顔は一応二枚目なんだな」と思うくらいで……。

でも、二枚目役で登場する菅田さんは、本当に二枚目。役者ってすごい。

作り手に女性がいるなとわかる

ドラマの中に、伊藤沙莉里さん演じる下っ端の女性警官が出てくるのですが（主要登場人物）、彼女のぞんざいな扱われ方が妙にリアルで、今でも警察の世界はこんなものかなと想像させられます。

他にも新婚刑事（男性）のセリフとか・・・。

ベテラン刑事はザ昭和だし。

彼らの描かれ方で、このドラマの作者？プロデューサー？脚本家？誰かわかんないけど、女性だなと思いました。（原作者は田村由美さん）

彼らに、菅田将暉演じる「久能　整」が淡々とことばをかけていくわけです。

原作漫画を我慢する

月９というわけですから、放送は当然月曜日。第２話は本日です。

１話目を見てから、次が見たくてワクワクしていました。

オットとも、すごいドラマだったね～と言いあう日々。

実は、原作漫画をすぐにポチって読もうかずいぶん悩みましたが、我慢しました。

緻密なミステリーなのです。で、タイトルが示しているように、ミステリと言うだけではなく、哲学書でもあり、成長譚でもあるのです。

原作を読んだら、ドラマの楽しみが半減すること間違いなし？

漫画は、ドラマが終了してから読もうと思います！

ムスメによると、１話は「セリフの細部まで漫画通りだったよ」とのこと。ちなみにニューヨークのムスメもネットで月９見たとのこと。そんな時代なんですね～。

７ＳＥＥＤＳ原作者の作品

さらにムスメから、「お母さん、あれ７ＳＥＥＤＳと同じ人の作品だよ」と言われ、これまたびっくり。

７ＳＥＥＤＳは時空を越えた壮大なドラマだった記憶が。これも、ムスメにすすめられ全作読んでいました。

あんな作品を書く人が、こんな作品も書くんだと、作者田村由美さんの才能の大きさに恐れ入りました。

とにかく、一度、ご覧ください。おすすめです。

あとで読むつもりなのは↓

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