美術館の窓からの眺め
友人の奥様の訃報
昨日は、「初夏?」というくらいに爽やかな一日でした。
私とオットは県立美術館に「吉村芳生展」を見にいき、そのあと道向かいの海辺の森公園を散策。
楽しく充実した外出でした。
で、家に入ったら固定電話の留守電ライトが点滅しています。
最近固定電話にかかってくるのはセールスがほとんど。
留守電を再生しても無言だったり自動音声だったり。
どうせそんなたぐいの電話だろうと、再生ボタンを押したら、
昨日のそれはオットの大学時代の部活仲間からのものでした。
電話内容は同じ部活仲間の奥様の訃報について。
オットは県外の大学の出身ですが、奥様を亡くしたというご友人は近所に住んでいて、時々スーパーでお目にかかったりすることもありました。
その度二人はちょっと長めの立ち話。
ご友人から奥様のご病気についても聞いていたそうです。
思った以上の衝撃
私たち夫婦はともに60を超え、親世代の訃報の知らせもじょじょに減りつつある感じです。
そこに同世代の配偶者の訃報・・・。
その直前まで晴れやかな気持ちだったせいか、思った以上に衝撃を受けました。
年齢にかかわらず、死はすぐそばにあるのでしょうが、都合よくもっと先のものと思いこんでいるのでしょう。
留守電を聞き返そうとして
我が家の留守番電話は30年物で、壊れかけています。
再生や消去などもおぼつかなく。
家電話はなしにしようかなんてことが話題に上ったりしているところです。
電話をもう一度聞くために(お通夜や告別式の日程をメモし、次の人に電話しなくてはなりません)、再生しようとしたらそれ以前の留守電が流れ出しました。
そうしたらその中に二年前に亡くなった義母の声が。
用があっての長めの通話。
オットと聞き入ってしまいました。
そこからは義母の留守電を消去しないように注意しながらの再生。
同世代の方の訃報。
今は亡き人の思いがけない声。
オットと二人シンとしてしまった午後でした。
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