転居通知に寂しさを覚えたのは・・・

お世話になったご家族からのハガキ

 

30年前に転居した先でお世話になったお向かいさん。

 

当時私たち夫婦は30代前半。

お向かいのご夫婦は60代前半。(奥様は50代後半だったのかも)お嬢さんは20代半ばだったでしょうか。

 

お向かいの皆さんは、幼子を抱えた共働き夫婦の私たちにそれは親切にして下さいました。

 

その時のことは、この記事に↓

www.seaside77.com

 

そのご家族から転居の通知が届いたのです。

 

 

そこにご主人のお名前はありませんでした。

亡くなられたのかもしれません。60代だったご主人は生きておられれば90代です。

 

お名前は、お嬢さんを筆頭にして、奥様のお名前が次に書かれていました。

転居先は息子さん家族の住む県になっていたので、その近くに住まいを構えたのだと思います。

 

お世話になったのに

 

オットと「いろいろと決断をされたんだろうね~」「あのきれいな大きい家は手放されたのかなあ」「お世話になったのに、なんの恩返しもせず…」などと話しました。

 

このご家族のことは、何かの折節に思いだし、ありがたく思い、話題にしていましたが、お電話をするとか、訪ねるとかいうことはほとんどなかったのです。

 

実は車でワザワザそのお宅の前を通ることは何度かありました。

 

でも、訪ねたりしたら、手を煩わせるなあなどと思い、呼び鈴を鳴らすことはありませんでした。

 

トマトの季節などに、お送りしようかなとは思うものの、かえって気を遣わせるかもなどと思ったり。

 

結果的には年賀状のやりとりをするだけの関係になっていました。

 

あんなにお世話になったのに・・・。

 

20年後の我が身

 

そんなこんなでハガキを見たときには申し訳なさと寂しさを覚えたのでした。

 

寂しさを覚えたのには、20年後の我が身を思い浮かべたのもあったのかもしれません。

 

20年後、私は84歳です。

運がよければ、そこそこ元気にオットと二人暮らしをしているかもです。

もしかしたらどこかの施設に入る決断をしているかもしれません。

あるいはお向かいの皆さんのように子どもの暮らす街に引っ越しているかも・・・。

すべて生きていること前提ですが(笑)。

 

 

ま、20年後のことを思い煩っても始まりません。

 

毎日を元気に暮らし、その時々に最善と思う決断をしていく、しかありませんから。

 

お向かいの奥様とお嬢さんが、新しい街で健やかに暮らしていかれることを願いつつ、お返事を書こうと思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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