「高校までは教育費にお金をかけない子育て」と言ってきましたが、世間の相場をよく知りません。
はたして、我が家のかけた金額が多かったのか少なかったのか。
塾等への出費はゼロでしたが、その他への出費はそれなりにありました。
ムスメがやった習い事
ピアノ・・・5歳から18歳まで。
水泳・・・小学1年生から5年生くらい(不確か)4泳法を習得した時点で終了。
書道・・・水泳が終わった段階から中2まで。
同時には2つまで。親の労力少なめ。
ピアノは自宅に先生を迎えて教えていただきました。当時はフルタイムで働いていて、親の私がもうアップアップだったからです。
自宅レッスンだと、送り迎え不要です。
最初の3年間は、私自身もムスメと同じようにレッスンを受けました。だから、ちょっとしたライバル?ピアノを奪い合っていました。
ピアノは2階のムスメの部屋に置いていたので、夕食時に先生が見えても、暮らしには影響はありませんでした。
先生の来られる時間が多少ずれても、ピアノを練習したり、他のことをしたりしながら待つので困りません。
リビングにピアノを置かなかったので、好きなときに練習できました。これがムスメがピアノ好きになった理由の一つかもしれません。
ムスメはピアノが大好きで、高校を卒業するまでレッスンを受けました。
今も趣味としてピアノは続けています。
先生との相性もよかったのでしょう。
水泳は、学校と自宅の間にあるプールに通わせたので、ほぼ送り迎えなし。お友達といっしょに通っていました。
書道は、私が習っている先生宅に通わせたので、待ち時間に私もそこで練習していました。
全体を通して言えるのは、親の私がエネルギーを消耗しないようにしていたということです。
ムスメの体力、出費を考え、同時に習うのは2つまでとしていました。
ムスメと同じレッスンを受けたよさ!
ピアノを私も習ったのは、ムスメが習っているのを見て楽しそうだったからです。
ムスメのレッスンが終わったあと、私もムスメとまったく同じレッスンを受けました。
これは、期せずしていいことがいっぱいありました。
・「練習したの?」なんてことばが減る。
自分もしていないからです^^,
レッスンの日が近づくと、私も練習しなくてはなりません。私がひ~こら練習していると、ムスメがやって来て「私が~!!!」と言い出します。
「お母さんは今しかないんだからね!」なんて、本気でピアノを奪い合っていました。
・ムスメに共感できる
レッスンを受けていると、「来週こそもっと練習してレッスンを受けるぞ!」なんて思います。
でも、さほど練習しないうちに来週が来るわけです。
ムスメも同じような気持ちなんだろうなあとわかるので、あれこれ口出しせずにすみました。
私がピアノをやめたのは、仕事を辞めたからでした。「収入もなくなるのに」なんて軽い気持ちでやめましたが、これは今でも後悔していること。
ほかに無駄遣いはいっぱいしていたのに、どうしてせっかく3年も続き、楽しくやっていたピアノを真っ先にやめたのか・・・。
今では楽譜も読めません!
今頃になってムスメが・・・
大人になったムスメに、「英語も習わせてほしかったよ」「バレエとかも」、なんて言われました^^
「えっ?英語勧めたけど、いやだって言われたよ」
「まあ、そうなんだけど、もう一押ししてほしかったわね」とムスメ。
ピアノと水泳は習ってよかったとのことですが・・・・。
習い事も、ドンピシャで正解!というのはないことでしょう。
興味のあることを次々にやらせてみて、あわなければ、やめていくのもいいでしょうし、コレと決めたものを長く続けるのもいいでしょうし。
ただし、財力と時間と体力には限りがあります。
我が家の場合は、これでよかったということに。
英語、大人になった今頑張っているようですし。
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