相手が好きといっている人の悪いところ、言わなくていいね

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私には大好きな伯母がいます。

もう亡くなっていていますが、小さい頃からずっと私のことをかわいがってくれました。

 

人の悪口など言わず、淡々としていて、いざというときに何か相談したら、キリリと考えを述べてくれるような人でした。

 

小さいときはしょっちゅう泊まりに行き、高校時代は3年間下宿させてもらい、その後も、入院したりしたら毎日洗濯物を取りに来てくれたり…、本当にお世話になりました。

 

そんな伯母が作ってくれたものは、見ると幸せな気持ちになるので今でも大切に取っています。

 

ところがです。

昨年父が亡くなったときのこと。

その時は、当然、頻繁に帰省したのですが、身内の一人が、私に「伯母の至らなかったところ・私の知らなかった側面・認知症になってからの数々の行動」などを話してくるのです。それも、何度も。

 

その時は、「あ~、伯母にもそういうところがあったんだなあ」と黙って聞いたわけですが、最近になって、あの人はなんのために私にあんなことを教えに来たんだろう?と不思議になってきました。

 

私が誰かにだまされていて、注意してやらなくちゃとかならわかります。

 

もうすでになくなっていて、誰かの中でいい思い出になっている人の悪口を、わざわざ言ってくる。

 

いいことってあるのかなあ、と。

 

でも、私も、誰かが好意を持っている人について、聞かれてもいないのに、「でもさああ、あの人ってこんなところもあるよね」なんて言っていそう。

何もいいことはないね。

 

人は、相手から思われているように、相手に接するところがあります。

たぶん伯母は私が伯母のことをずっと大好きで、毅然としていて魅力的な人だと思っているのがわかっていたので、私の前では毅然として魅力的な部分をたくさん見せてくれていたんだと思います。

 

どんな話を聞いても、私にとっての伯母は、不遇なこともいっぱいあった中で精一杯生きた、りりしい女性です。

それにしてもなんであの人はあんなに伯母の悪口を私に言い続けたのかな・・・・。

 

 

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