先日、おかずを巡るムスメ夫婦の攻防について書きましたが、
その際に、おむこさんの話になりました。
ムスメ宅では、食事作りがムスメ、片づけがおむこさんとなっています。
で、そのおむこさんからちょっとした苦情が出るのだそうですが、その一つに、「下げて水をはった食器の中にスプーンを沈めないで!」というのがあるのだそうです(笑)。
先日も、食後ソファーでくつろいでいたら、おむこさんがわざわざやって来て「何度も言うけど、水の中にスプーンとか入れないで!」と言ったそうです。
そこに手を突っ込んでスプーンとか取るのが嫌なのでしょうね。
話を聞きながら、「主婦みたい♪」と思いました。
主婦は、といいますか、私は、よくオットに「カーテンはプリーツをそろえて開けて」とか、「タオルはこういうふうにしまって」とか注文をつけます。
その役割の主たる人を自分と思っていて、自分のこだわりをオットにも要求するわけです。
むすめのだんなさんにとって食事の片づけは自分の役割で、自分のこだわりがあるのでしょう。
もの言いや行動は、性差もあるけど、役割差からも来ている部分も大きいところがある?
育児休暇を取って食事を作っていると、男性も、つい出来の悪いのを自分の皿に入れるようになるという文章を読んだ覚えがあります。
今朝の電話での話。
少し前にステーキを焼いたとき、つけ合わせのマッシュポテトをおむこさんに担当してもらったとのこと。
おむこさんは、はじめてのことだから、ていねいに作ったところ、それはおいしいマッシュポテトに仕上がったらしく、ニコニコ顔だったそう。
自分で作ってみたからこそ、つけ合わせのマッシュポテトに意外と手がかかっていることも知り、じっくり味わうこともできたのでしょう。
そうすると、マッシュポテトも大ごちそう。
「○○さんが、柔軟な人でよかったね」
この言葉は、ムスメと話していて私の口からよく出ることばです。
私も、自分が正しいとばかり思わずに、オットと歩み寄りながら楽しく暮らそうと思います。もう誰よりも大切な共同生活者ですから。
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