ふつうの先生が100億貯めるまで
オーディブルで本多静六の「私の財産告白」なる本を聞いたのだが、びっくり!
本多静六は1866年生まれというのだから、江戸時代の生まれ!(1952年没です)
その方が、職に就いてから晩年までの資産形成について語った本なのですが、理念はまったく古くない。今現在さかんに言われている資産形成のやりかたそのもの。
彼は就職するや(東大の先生になる)、とにかく倹約に努め、収入の4分の1は必ず貯蓄をする。
(東大教授と言っても、資産家の出でもなく、養わなければならない身内も多かったようです)
で、ある程度たまったら、株式投資。その繰り返しで終いには、今の価値になおすと100億くらいの資産を作ったそうだ。(最終的にはほとんど寄付)
もちろん才覚もあり、時代も違うとは言え、スゴイ話だ。
私だって知っていた
私だって、就職した頃から、収入の1~2割を貯蓄して残りで暮らしたらお金が貯まるということは知っていた。
でも、やらなかった・・・・。
たら・ればの話だが、1割と言わずとも、5分でもずっと貯金し続けていたら、現在それなりの貯蓄があったことだろう。
いいとわかっているのにしなかった自分が不思議でならない。
同じような収入なのにちゃんとできている人もいっぱいいるのに。
一緒にトマトを取り寄せている友人(元同僚)は、オットさんの収入で暮らして、自分の収入には基本的に手をつけていない。そうしておけば、どちらかに何かがあっても困らないからと、20代の頃に言っていた。
30代の私は「へ~!」と思ったが、なんの影響も受けず・・・。
私のバカバカバカ!
20年後の私からのアドバイス
しかしまあ、過去を悔やんでもしかたない^^
おバカな私も、少し前から、収入の3割を貯蓄と投資に回している。(もっと早くからやっておけよ)
ただしこれは来年末のオット退職で同様にはできなくなる。
でも、だ。
62歳の私が22歳の私に、「あの時ああしておけばよかったのに」と思うように、82歳の私が62歳の私に「60代にこんなことしておけばよかったのに」と思うことはあるだろう。
いいとわかりきっていること
- 歩く
- 筋トレをする
- 家の中を片づけておく
- ゆるく、小さくでも助け合ったり、楽しみあうお仲間をもつ
- 小さく豊かな暮らしを心がけ、余裕のあるお金を持つ(お金は自由に生きるための必需品)
あとあと、「いいとわかりきっていたのに」「私のバカバカ!」と思わないように1割の精神くらいで動こうと思う。
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