離婚の相談を受ける
身近な人からの、ガチの相談です。(私に相談してきたのは当事者の母)
そういう話をされると、気持ちが沈み、自分を持っていかれそうになるので、申し訳ないけれど、自分と切り離して聞くように意識しました。
話を聞いていて、「そりゃあ、できたら離婚した方がいいな」と思いました。(言いはしませんよ)
だから、第三者として、少しでも後々困らないように、こういうところ相談したらとか、堂々巡りの話にならないように、「困っていること」「不安なこと」「希望すること」「離婚に至る原因」などを紙にきちんと書いて整理しておいた方がいいかもねなど、といったことを話しました。
お金さえあれば
互いに言い分はあることでしょうが、私が聞く範囲では、相手が変わることはなさそうだし、信頼できる人ではなさそうに思えました。
ここで、お金さえあれば、何も迷うことなくスパッと離婚できるわけです。
でも、お金がない。
お金は、人として自由に生きるための大切な大切なツールです。
最終的なきっかけはコロナ
もともと、娘さんは、「この人とはやっていけない」と思っていたようですが、子どもはいるし、お金はないし(本人はパート勤め)と我慢していたそうです。その気持ちはよくわかります!
ところが少し前、子どもがコロナにかかり、残りの家族全員も検査に行くことになったときのこと。
その夫さん(子どもの父親)は、別々の車で行こうと言いだしたのだそうです。
自分は自分の車で行くから、残りのみんなは母親の車で行け、と。
自分だけでも感染のリスクを下げたかったもよう。
その検査ではとりあえず陰性だったので、濃厚接触者として自宅待機となったのだそうですが(のちにみんな陽性になったそうです)、自分はしばらくホテルで暮らすと言いだし、実際そうしたのだそうです。
今までも身勝手な人とは思っていたが、ここまでだったのか、と・・・。
お金の貯め時は今!
この話を聞いて、お金は大事と改めて思った私。今さら?!
62歳の私は、本来ならこれまで貯めたお金でこれからはゆっくり過ごす頃合いかもしれません。でも残念ながら、たっぷり貯めていないので、これからも貯めながら暮らそうと思っています。
22歳の人が、20年間それなりに貯めたら、それなりに貯まった42歳になります。
62歳だって、それなりに貯めたら、それなりに貯まった82歳になると思うのです。
なんだか最近周りを見ていると、82歳あたりまでは、多くの人が自立して生きていけてる。それから先くらいで、少しずつ人の手助けが必要になっている。そこからがお金の出番だと思うのです。
そのためにも、これからでも、お金は貯めなくちゃ・・・と思うわけです。
上記の娘さんには、お金の他に、手助けを得られる制度には何があるのか、住まいなど、どんな援助が受けられるのかなど、知識も必要。もちろんまだ若いので、働く気概も必要でしょう。
晴れ晴れとした気持ちで、暮らしていけるよう願うばかりです。
そして(言いませんが)、まだ若いんだから苦しくても、収入の1割りを貯めたらいいらしいよ・・・。どうもそれは間違いないことらしい・・・、と言ってあげたい。
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