人の話を聞くというのは、相手へのプレゼントかも

     

父の場合

亡くなった父は、年を取るにつれて、自分のことばかりを訴えるようになりました。

体の不調・困っていること・誰々がこんなことをしてくれないなどなど。

 

久しぶりに会った私のオットに対してもそうで、オットに対して「お母さんは元気ですか?」などといったことは聞かないわけです。

 

私はそういった父の様子を見て、老化というのは、自分以外への興味を失うことなのかなと思っていました。

あるいは、興味がないにしても、自分のことを半分言うなら、人の言うことも半分聞くといった姿勢がなくなると言いましょうか。

 

週末の来客

 

週末に所用で身内が我が家に来ました。

3~4歳年下なので、老人という年齢ではないのですが、ずっと自分のことばかり話します。

 

話の中で、「ムスメ夫婦が今月帰省するのよ」といったことを伝えても、なんの興味も示さず、「あ、そうなんだ。それでね私は・・・・」みたいに話を続けるのです。

 

途中で、なんかイヤな気分になってしまいました。

自分が大切にされていない気がしたのででしょう。

 

(父の時には、イヤな気分にならずに、年を取るということはこういうことかと思っただけでしたが^^)

 

人は誰でも自分を大切にしてもらいたい

 

人の話を聞くというのは、「あなたに興味があります。あなたのことが好きです。」と言っているのと同じなのかもしれません。

そう言われたら悪い気はしませんよね。

 

自分自身、心からこの人のこと好き!と思っている人はたいてい、「自分の話をおもしろそうに聞いてくれて、時にはあいずちをうち、大笑いしてくれる」人です。

 

話を聞いてもらうっていうのは、素敵なプレゼントをもらっているようなものなのでしょう。

 

実は↑のお客さんが帰ったあとも、なんか微妙にイヤな気持ちを引きずってしまいました。

 

あ~、大切な人の話はしっかり聞こう♪

あまり聞きたくない人とは、ゆる~く距離を置こう♪

なんてことも考えました。

 

↑のお客さんは、身内なのでこれからも会うことはありますが、ダメージを受けないように、気持ち的に距離を置いて、「そうなんだ~」くらいでおつきあいしていこうと思います。

 

ボンヤリしていると、私自身も、人の話を聞かずに自分の話ばかりしがち。

それって老化のサインと思い、気をつけることにします!

 

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