よその夫婦の小さないさかいを背中で聞きながら

      

ソフトクリーム、カップにするか、コーンにするか

 

ニューヨークから必死の思いでたどり着いた羽田空港のカフェでのこと。

 

カフェラテを飲んでいる背中でシニアなご夫婦の小さないさかいが。

 

時間がないけど何か食べたいお二人。

で、ソフトクリームを頼むことに。

 

奥さんは、それを持って移動するんだから「カップがいい!」と助言します。

 

でも、オットさんは「オレはコーンのが食べたいんだ!!」と引きません。

(何度もやりとり)

 

それだけのことで険悪な雰囲気になり、お店を出た奥さんはオットさんを待たずに、足早に出発ゲートの方へ。

 

うちでもよくある

 

似たことって、我が家にもあるような……。

 

奥さんは自分が正しいと思っている。

 

オットさんは指図されたくない。

 

どっちでもいい

 

ソフトクリームのことなんかどっちでもいいのです。

 

オットさんは、コーンのカリカリ感を味わいたいのかもしれない。

さっさと食べきる自信もあるのかも。

それに食べきる前にベチャーっとたれてきたっていいのです。

手が汚れて困るのはオットさん・・・。

 

そこで奥さんが、ティッシュとか出したりして世話を焼き、だから言ったでしょうなんて嫌みを言ったりする必要もない。

 

かまいすぎ・かまわれすぎ?

 

私を含め妻の方にかまいすぎの傾向がある人って一定数いると思います。

夫の方もかまわれていること=大切にされているとなったりして・・・。

 

で、そうしながら「うちの夫はなにもしない」なんて不満に思ったり。

自分がそうさせている面もあるのかもしれないのに(笑)。

 

自分がオットにしてあげていることは、自分が心地いいからやっている。

オットがそれをイヤがるのなら、それはオットの問題で、それ以上口出ししないし、精神的にも影響を受けない。

 

そんな気持ちを心の片隅において、オットとほどいい距離感を保ちたいなと思ったできごとでした。

 

お読みいただきありがとうございました。

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