ラストスパートよりもロケットスタート(そりゃあ、そうだ)

Audibleで「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」(中島聡著)を聞いていたら、「ラストスパートよりもロケットスタートということばが出てきました。(そりゃあ、そうだ!と激しく同感)

 

このことばは、この作品全体を通してのテーマのようでした。

 

中島さんは、Windows95開発の中心メンバーで、右クリックやドロップアンドドラッグを生み出した人だそうです。

 

ご自分のことを、メチャクチャ才能のある人間ではなかったけれど(!!)、時間を有効に使ったからここまで来られたと言っていました。

 

きっかけは夏休みの海水浴

 

中島少年、小3のこと。

夏休みも残すところ3日というある日。

 

親戚のおじさんから「海水浴にいかないか」という誘いの電話があったのだそうです。

中島少年はもちろん行きたくてたまらなかったですが、宿題に追われていてそれどころではなく、お母さんにより断りの返事をされてしまったのだそうです。

 

このできごとを忘れなかった中島少年は、次の年は夏休みが始まった同時に宿題にとりかかり、2週間で宿題を終了させたとのこと。(お母さんもあきれ顔だったそうです)

 

「いつ海水浴に誘われてもいいように」という動機での取り組みだったのだけれど、宿題を終えても、夏休みは3週間も残っていて、びっくりするくらい快適だったそうで(衝撃的な経験だったのでしょうね)、その後ずっと、課題にはサッと取りかかり、仕事に追われないというスタイルになったのだそう。

 

中学校での過ごし方・高校の選び方・大学時代の過ごし方・・・ずっと、流されるのではなく、選択して、俯瞰して動いているという感じの生き方のようでした。

 

私の子ども時代

 

私も夏休みの宿題はギリギリにヒイヒイ言いながらやる子どもでした。

中島少年と違うのは、苦しい思いをしたのに反省することもなく、毎年同じ事を繰り返したこと。(あのころの私に、バカ!と言ってやりたい)

 

働き出してから

 

就職してからも、仕事に取りかかるのが遅く、しめきり直前に懲りもせずにヒイヒイ言いながらやっていました。

 

同じ仕事、早めに取りかかり、淡々と終わらせたら苦しくないと気づいたのは35歳を過ぎたあたりだったでしょうか。

 

最近は

 

たいていのことは早めに取りかかり、途中トラブルが起こってもあわてなくてすむようになりました。

 

昨年末ニューヨークに行きましたが、その準備も7月くらいから始め、あちこちでつまづきはしましたが、時間だけはたっぷりあったのであわてることはありませんでした。

 

先日の年金の手続きも早めに確認し、書類は準備完了。

 

人間、ちょっとは進歩しますね(笑)。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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