「ご自由にどうぞ」の野菜

 

     

民家の庭先に

 

図書館の帰りのこと。

裏の駐車場から出ようとしたら、道を挟んだお宅の庭に「ご自由にどうぞ」という張り紙が見えました。

 

車の中からサッと見ただけですが、四角いザルの一つにはキュウリが。

もう一つにはナスが入っているようでした。

 

一人だったら車を止めて2〜3本いただいたかもしれません。

でも、オットの運転だったのでそうすることもなくそこを離れました。

 

ふつうの人だったら

 

「お野菜って、ご近所の人に上げても気を遣われたりするしね。」

「できるときにはいっぺんにできるし。」と言ったら。

 

オットは、信じられないという口調で、

 

「ふつうの人はもらわないよ。」

「どうやってできた野菜かもわからないのに」と言いました。

 

・・・・。

 

「そうかもしれないけど、ふつうの人はというのはやめてくれない?

オレだったらもらわないにしてほしい。

 

図書館帰りの車の中はちょっと不穏な空気になってしまいました。

 

それ以上は互いに言い合わず、その話は終了。

でも、私の要望は伝わったと思います。

 

ふつうの人は、男は、女は、〇〇人は……。

そんな分母の大きい言い方はなるだけしないようにしたいと私は思いました。

 

ご自由にというお野菜、あなたはもらって帰りますか?

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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