突然の相談
近所の人(Aさんとしますね)から「相談があるので伺ってもいいですが」と電話がありました。
Aさんの話は予想もしないようなことでした。
その日は燃えるゴミ(生ゴミなど)の日だったのですが、同じゴミ出し場所を使っている人(Bさんとしますね)が自分の出したゴミ袋を持ち帰っていたとのこと。
その姿を見たAさんはしばし呆然としたのだそうですが、なんだこれは?とBさんを追っていったのだそう。
で、Bさん宅の玄関先で見たのは、BさんがAさん宅のゴミ袋を開けているところ!!
Bさんはにこやかに「自分は一人暮らしでゴミも少ないから、入れさせてもらおうかなと思って」と話したとのことでした。
Aさんは、あまりのことに気が動転し、そうですかと帰って来たものの、「これってやっぱり変ですよね~」と青ざめた感じでした。
胸がザワザワとするんだけど、自分が考えすぎてるの?
誰かに聞いてもらわないと、気持ちの整理ができない、というので我が家に電話を掛けたそうです。
認知症?
私はまず「それって、とんでもなく変なことだよ!!」と言いました。
と同時に頭をよぎったのは「Bさんは認知症になったのかなあ?」ということでした。
Bさんは、70代半ばだけど、マラソン大会に出るくらい活動的な方で、いつもおしゃれで、朗らかな方です。
とはいえ、私がBさんをお見かけし、お話するのは年に2〜3回くらい。
ごく近所でも、家の向きの関係か意外と会わないのです。
(私が自治会をやめたり、活動量が減ったりしたのも原因かな)
しばらく二人で、どうしたものかなあと話し合ったのですが、結論は出ず。
「気持ちが悪いのでゴミ袋を持ち帰ったりしないでください」と言いに行けたらいいけど、それもしにくいし…。
しばらくはプライバシーに関わる書類はきちんとシュレッダーにかけ、袋の口をしっかり縛るだけでなく、ガムテープも使おうか。(開きにくいからあきらめるかも)
などといったことを話しました。
これまでより注意深くゴミステーションを見て、やっぱり異常と思うことが続いたら、行政とかにも相談したほうがいいかもね。
そんなことも、帰宅したオットと話し合いました。
あの、颯爽としていたBさんがなあ・・・と、複雑な気持ちになった一日でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。