在宅勤務がある世界
コロナは今も収束せずに、苦労されている人も多いと思いますが、よかったこともあるようです。
それは、今まで日本にはあまりなかった在宅勤務という形態が残ったこと。
これは子育て世代にとっては大きいことではないでしょうか。
ムスメ夫婦は、(繁忙期かどうかでも違うようですが)基本週2~3日在宅勤務のようです。
そうなると、平日どちらかは在宅勤務ということも可能です。
8時半に子どもを保育園に預け、5時半に迎えに行くということが可能。(子どもは家から徒歩数分の保育園に預けています)
ムスメ宅では、5時半過ぎに帰宅したら、しばらく子どもと遊び、6時に子どもだけ食事。(前もって準備あり)
そのあとお風呂。
それからゴロゴロとまったり時間を持ち、孫は7時に就寝、が基本の暮らしのようです。
途中起きることもあるようですが、たいてい朝の6時前までは寝てくれるとのこと。
子どもが寝た7時以降に大人はご飯を食べ、夜の時間をまあまあゆっくり過ごしているようです。
夫婦ともに出勤生活だったらありえない生活です。
自分の子育て時代は、子どもを9時に寝かしつけるのが精一杯だった気がします。
オットは7時過ぎても帰って来なかったし・・・。
こんなリズムを作れてはいなかった。
オットと力を合わせて子育て
何よりも夫(おむこさんですね)がしっかり子育てを担っています。
参加・協力というのではなく、母親と同等とまではないけれど、40パーセントはやっている感じ。
ムスメ不在時は食事もお風呂もおむこさんが当たり前のようにやっています。
夫婦それぞれが週のうち1~2回は自由な時間を持っているようですが、ムスメの外出時、おむこさんと孫は二人で児童館や公園に行ったり、家で絵本を読んだりして数時間を過ごしているようです。
↑昨日送られてきた写真。趣味のスポーツから帰宅したばかりのパパに絵本を読んでと催促。パパは上着を脱ぐ間もなくニコニコと相手をしています。
自分の時代を振り返ると、オットには自由な時間はたっぷりありましたが、私は職場の食事会とか美容院など、最低限しか外出していなかったように思います。
体力もなかったので、動かずに休息していたところもありますが。
平日のごはん作りに疲弊しない
ここは大きいと思うのですが、ムスメ夫婦は平日は手の込んだものは作らないと決めているようです。
冷凍の宅配弁当のようなものを基本として、それにスープを添えるといった感じ。
孫の離乳食は前もっての作り置き。
で、週末には少し手の込んだものを作る。
私はフルタイム労働と育児で疲労困憊していたのに、帰宅後、餃子やコロッケまで手作りしていました。
副菜も1品とかではなく一汁三菜が基本。
オットは皿1枚洗わず。
ま、それは大問題ですが、私自身も「こうあるべき!」にとらわれすぎていました。
なんであんなにがんばっていたのでしょう!
もちろんがんばったことのよさもあったと思いますが、結局力尽き、40歳の時に退職してしまいました。(理由は他にもありますが)
ムスメ夫婦の暮らしには口出しせず
はじめにムスメから平日の夕食のことを聞いたときには(冷凍の宅配食)、「いいのかなあ?」と思わないでもありませんでしたが、「それもいいかもね」と答えました。
これが正解というのはありません。
二人が矢折刀尽きないように工夫し、元気に子育てできれば、それでよし。
もちろん、夕ご飯はがんばって作るんだ!でもいいし。
人生の春の時期を過ごしているムスメ夫婦とは違い、私たち夫婦の暮らしは秋から冬のシーズンでしょうか。
体力も収入も徐々に小さくなりました。
大切にするところ、小さくするところ、無しにするところなどを考え、穏やかな気持ちで日々を過ごしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。