平戸ヒラメ祭り
平戸は長崎市内からは車で2時間あまりの島です。
島と言っても橋でつながっていますが。
オットの「週に一度は遠出をしたい」要望にしたがい、週末、「平戸ヒラメ祭り」に行ってきました。
町中のお料理屋さんがヒラメ料理を出すから、どうぞ皆さん訪れて~というお祭りのようです。
いいお天気の中、私たちのようなお客さんで丁度いいくらいににぎわっていましたよ。
お手頃なお店でお手頃な定食をいただきましたが、ヒラメが甘くおいしかったです。
歴史のある町並みを保存しようという意思
平戸は日本の端の方にある島ですが、古くは貿易や漁業で栄えた町。
町並みを見ていると往時の繁栄が偲ばれます。
昔繁栄した地方の町も、人口減少などで見る影もなく寂れて・・・・というところが多いですが、平戸はがんばっています。
昔ながらのたたずまいの商店街は、どんなお店も一般のお宅も、会社も、風情を保つように努力しているようでした。
パチンコ屋さんだって↓
お寺と教会が重なり合うような風景も。
お姫様の嫁入りを想像して思ったこと
平戸は昔は松浦藩が治めていて、そうとうの財力を持っていたもよう。
松浦資料博物館に行くと、江戸時代松平家などから嫁入りしたお姫様のおひな様や、駕籠などが展示されているのですが、その豪華なこと!
江戸時代。
顔も人柄も何もかもわからない殿様のもとに、駕籠に乗って嫁入りしたお姫様。
日本の西の端っこの小さな島です。
二度と親兄弟に会うことはできなかったかもしれません。
娘を嫁に出す親は、
「我が家はこんな道具や駕籠を作れるほどの家ですよ。娘を大事にしてくださいね。」
そんな気持ちで、これらの品々を持たせたんだろうなあ・・・。
なんて妄想してしまいました。
往復4時間あまりのドライブ。
ちょっと(かなり)疲れましたが、いい一日でした。
平戸はふるさと納税がスタートしたころにエネルギッシュに売り込み、かなりの成果を上げたもよう。
その時の税収を利用して、町を盛り上げているようでしたよ。
今も魅力的な返礼品が多いようです。
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