トマト仲間Tさんの場合
トマト仲間Tさん。
お義母さんが6月に94歳で亡くなりました。
このお義母さんには3人の息子さんがいて、Tさんの夫さんは末っ子。
長男は関西在住で、次男・三男が地元長崎在住。
お義母さんは長年、近くに住む次男夫婦とTさん夫婦の助けを受けながら一人暮らしをしてきました。
(次男夫婦さんはリタイアしていて、Tさんはまだ現役。Tさん夫は今年からハーフリタイア。)
先日、ランチをした時に
初盆や遺産相続の話をしてくれたのですが、
初盆で集合した身内を前に、全体を仕切ってくれた次男さんが、それまでの経費をきちんと伝え、「残りが○○○○万円あります。3家族で三等分したいのですが、いいですか?」と言ったのだそうです。
すると、長男さんが「自分たちは何も手伝うことができなかったので、辞退したい。二家族で分けてもらえないだろうか?」と。
そうしたら、次男お嫁さんが「それでは受け取れません」と。
そこで、Tさん(三男嫁ですな)が、「まず半分を次男夫婦が、残りを長男・三男でいただいてはどうでしょう」と提案したとのこと。
最終的には「そうなりそう」と言っていました。
家は売って三等分しようかと言っているそうです。
形見の腕時計
Tさんはランチのとき、お義母さんにもらった形見の腕時計を身につけていました。
それは特に高価なものでもない、なんてことのない時計でしたが、お義母さんのことが好きだった彼女は、しばらくそれを身につけていたかったもよう。
これらの形見の品々は、みんなが集まったときに、一つ一つ見せて、「ほしい人~?」と聞き、希望者が挙手という形で分け合ったということでした。
Tさんが、一連のできごとを当たり前のように言っていたので、「Tさん宅のようなケースは100軒のうちの1軒くらいしかないかもよ」と私。
Tさんは「え?そうかなあ・・・。」と驚いていましたが・・・・。
私の実家と義実家の話はまたそのうち。
遺産相続をめぐって、仲違いする家族もいれば、ほどよく感謝しあえる家族もいて。
これってなんの差だろう?なんてことを考えた一日でした。
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