94歳のお義母さん
トマト仲間のTさんには94歳のお義母さんがいるが、彼女がお義母さんのことを愚痴るのを一度も聞いたことがありません。
結婚当初から、「裏表なく、飄々と我が道を行く感じのお義母さんなのよ~」と言っていました。(Tさんもそうですが)
お元気だったお母さんも最近は体が弱り、認知症も進み、介護が必要な状態に。
現在は、お義兄さん家族と力を合わせ、ケアしているそうです。
▼Tさんのことを書いた記事です
入院先のリハビリで
そのお義母さん、食が細くなり、しばらく入院することになったのだそうですが。
病院では、認知症を進めないように、運動しながらしりとりをするなんていう時間があるのだとか。
先日はしりとりで「パ」の音になったとき、なんとお義母さん、「パラダイス♪」と答えたとのこと。
それを聞いてご家族は「らしいね~」と笑ったそうです。。。
「パラダイス!」
私の父だったら、出てこないことばだ。
パで始まることばはおしゃれで元気?
私だったら~。
パリジェンヌ?パシュート?パンケーキ?パリ?
パンツ・・・。
コロナじゃなかったら
94歳のお義母さんは、現在も一応一人暮らし。
でも、回りの手助けがないと暮らせない状態です。
そこで、ショートステイ・ホームヘルパーさんなどを利用し、合間合間(夜間も含め)は子ども家族が交替で見ているとのこと。
本来だったら、施設に入れ、家族がしょっちゅう訪ねていく、そんな手だてをとりたいところでしょう。
でも、今施設に入れたら、面会もままならず、今生の別れになってしまいそうで、それもできないでいるとのこと。
身近にやさしく動く息子さんが2人もいて、そのお嫁さんも、ほんとに親身にケアしている。
トマトを受け取りに来たTさんに「今の世では恵まれたお義母さんだね」と話しました。
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