悲惨な日々のスタートは12月にあった
昨年の12月初旬、些細なことで足の骨を折ってしまいました。(足の甲)そして、翌日、インフルエンザになってしまったのです。
寒い寒い冬、ギブスに松葉杖で、インフルエンザ。本当にもう、何とも言えない状況でした。
思うように戻らない体調
それから1ヶ月後(ずいぶんはしょりましたが)、松葉杖はそのままでしたが、当然インフルエンザは治っています。
でも、湿った咳は続き、食欲がなく、体調がなかなか戻りません。もちろんかかりつけの病院に行きます。
私は、気管支に持病を抱えているので、風邪などひくと、常にこじらせ抗生物質のお世話になってきました。でも度重なる抗生物質が体にいいわけはありません。
このままではいけない。そうだ!漢方薬局に行ってみよう!
時々通りかかる道に漢方薬局があります。20数年前(!)、友人がいいよと言っていました。
カウンセリングスタート
さっそく夫に相談し、連れて行ってもらうことに。(松葉杖とギブスですから…)
先生は、私よりは年上の60代半ば過ぎ?の女性でした。
奥のブースに座り、カウンセリングです。(夫も聞いていました)
まずは、体の症状・食事の現状を聞かれ、舌を見られたり、爪を見られたり、ウンコのことを聞かれたり、、、とにかくけっこう微に入り細に入りといった感じ。
途中、私の顔を見、「肌つやが悪いですね」と。(夫、うつむいて笑う。。。)爪を見ては「溝がありますね」とか。
ま、でもイヤな感じではなく、笑ってしまうような先生でしたが。
食べているようで食べていなかったことに気づく
私は、夫や娘のために食事だけはていねいに作り、バランスのよいものを出してきた!と自負していました。(家事の中では一番ちゃんとやってきた)
でも、先生に一つ一つ聞かれたら、自分自身はきちんと食べていなかったのです。
「色の濃い野菜をちゃんと食べていますか?」「貝類をちゃんと食べていますか?」「海藻を…」「酢の物は…」と続くわけです。
私は元々食が細い上に(ご飯だったら、1日に合わせて1膳くらいでした)、先生がおっしゃるようなものを食べていなかったのです。
漢方的見地からの私
肺の乱れ
漢方では、病のもとは五臓で考えるのだそうです。腎・肝・心・脾・肺の五つです。で、私が特に気をつけた方がいいのは肺とのことでした。肺の項目の症状にはいろいろありましたが、「便秘!」「気管支炎」「花粉症!」「咳・痰」が含まれているのにはびっくりでした!全部、私の症状です!肺は大腸と関連があるようでした。
漢方的に言うと私の体には潤いがないとのこと(たしかに…)。もちろん、食も細すぎて活力もないし。
改善法
じゃあ、特に何を食べたらいいのか。もちろん、バランスよくの上でです。私の場合、意識して摂取した方がいいのは
- カキやシジミ・アサリ・海藻類
- 豆やごま
- 唐辛子やニンニクやシナモン
- 緑の濃い野菜
とのことでした。
それからの毎日
それからはブロッコリーやほうれん草をゆでた上で、ストック。アサリのいいのに出会ったら、多めに買って洗ってジップロックに入れて冷凍。気軽にアサリが利用できます。海苔も常備。お味噌汁にはワカメも投入。
一人のお昼におうどんとなっても、ほうれん草とおあげ、卵もいれて。他に、前夜のおかずの残ったのも小皿に取り、食後には柑橘類を食べ…と、量は以前の4割増し、栄養は倍くらい取っているつもりです。
そのせいか便秘も改善中。
丈夫な方じゃないけれど、自分でできることはやってみようと思います。