日曜日の昼前。お天気もいいし、閉じこもってばかりもなんだから、オットと(←この人はじっとしていられないタイプ)ピザ屋に行こう!となった。
わが家から車で3~40分のところにあるピザ屋さんで、すこぶるおいしい。
日差しは明るく、道ばたには菜の花なんか咲いていて、気持ちのいいドライブ。
さて、着いてみたら、ピザ屋は満席。店内で待つことにした。待つ人用の椅子はない。立って、客席の方を向いていたら、食べてる人も落ち着かないだろうというので、ピザを焼く店主を見ながら待つことにした。
美しい仕事ぶり
そうしたら、店主の動きの美しいこと!みほれてしまった。
たいてい同時に2枚焼くのだが、ピザ生地をのばす→トマトソースをつける(つけないパターンあり)→具材を乗せる→チーズをのせる・あるいは振りかける→オリーブオイルらしきものをかける→柄のついた板にのせ、窯に入れる→1~2度場所を入れ替える→完成。
この間、3~4分。迷いがなく、美しい動き。
見ていて気づいたこと。
段取りがしっかり頭に入っている
当たり前のことだけれど、段取りがしっかり頭に入っている。料理人がレシピ本とと首ったけで、作業していたら大変です。
でも、我が身を振り返ると、そういうことは(レシピ本見ながらということ)、時々やっています。
そういう時には、ある程度頭に入れて、あとは分量と手順のエッセンスだけを大きく書き出して(老眼ですから)、目の前にぶら下げておくなどしたらいいんだなと思いました。実際店主の前にはオーダー表がぶら下げられていました。
すべての下準備が完了している
ピザを作る手順は上に書きましたが、その全ての材料が、下準備完了状態で目の前に並べられていました。すべて、切られ、味つけされ、目の前のタッパーやボールに入っています。
途中途中、冷蔵庫からきのこを採りだし、切るみたいな行動は皆無です。
我が身を振り返ると……言わずもがなです。この方が断然効率的です。
すべてがふさわしい場所に置いてある
それぞれの材料はよく考えた場所に置かれていました。
ピザ生地はふた付きの大きな箱に入れて右側、しょっちゅう使うトマトソースはボールに入れて左前。あとのものも届きやすい位置に2段の棚を作り、意外に小さなタッパーに入れられていました。その方が、多種類並べられるからなのでしょう。時々しかオーダーのない材料は、腰下の冷蔵庫から取り出します。
いらないものは一つも置いていない
両手を伸ばせば届く範囲の作業スペースですが、ムダなものは1個も!ありません。
わりかしさばけない私~改善点は~
なるほど~。
私はどちらかと言えば作業の遅いタイプです。
たとえば料理だったら、次のようにやったらよさそうです。(って、新米主婦のようでスミマセン)
・段取りをしっかり頭に入れ
・必要な材料はすべて冷蔵庫から出しておき
・切るべきものは、まとめて切っておく
・この1ヶ月使わなかった、みたいなものは調理スペースから別の場所に移動
このことは、なんにでも応用できそうです。
お裁縫だったら、
段取りを認識
必要な材料・道具を出す(いらないものは出さない)
切るべきものは、すべて切っておく!!(私の場合、デザインブックを見ながら、意味もよくわかっていないのに作業を進め、切ったり、縫ったり、ほどいたり(!)作業が混在。)
今からでも遅くない。意識して行動してみようと思います。