待たされたから、出会えたもの

夏の風物詩

 

 

行く夏を惜しみたいのか(というには暑すぎるが)、8月の後半になると毎年、近所のカフェに「かき氷を食べに行こう」と言い出すオット。

 

出かけずに、家でちんまりと過ごしたそうな私の雰囲気を見て、「おごるからあ」と。

 

で、昼の1時半くらいに出かけてみたら、カフェぎっしり!!

 

すっかりかき氷の気分になっているオットは「待つ!」と。

外でですよ・・・。

ふだんは、やたらとせっかちなくせに!!

 

気温36〜7度だったでしょうか。

湿気もあります。

 

しばらく外をブラブラしましたが、耐えられず、カフェの入口のベンチで待つことに。そこには屋根があります。とは言え蒸し蒸し。

 

↑これは、カウンターからの景色

 

写真展のポスター

 

「暑いよ~」と思いながら座った目線の先にはいろんなお知らせやポスターか貼られていたのですが、その一つを見て、オットが名前に覚えがあると言い出しました。

 

それは写真展のお知らせのポスターでした。

その写真家の名前が、新卒の時の同僚の名前といっしょだというのです。

 

オットは、名前や顔を覚えるのがすごく苦手なタイプ。

そのオットが、40年近く前の同僚さんの名前を覚えているなんて!

 

そんなことを言ったら、右も左もわからない時期に、いっしょに研修を受けたからか、記憶に残っている、と。

 

そこに置かれていたポスターを持ち帰り、あれこれ検索してみたら、お仲間に間違いないことがわかりました。(その方は40歳くらいで仕事を辞め、写真家になっていたようです)

 

HPに紹介された写真は、どれも色あいが明るく、まるで水彩画のようで心引かれるものばかりでした。

 

写真展にも二人で行ってみようということになりました。

 

巡り会いの不思議さ

 

それにしても、1年に1~2度しか行かないカフェで、今まで一度だってしたことのない、外待ちをして…、偶然目にしたポスター。

 

オットはそれまで、その方を懐かしく思い出したことなど一度もなかったと言います。

でも、名前を見た瞬間にその頃のことがよみがえった、と。

 

カフェの外で待たなかったら、その方がのちに写真家になったことなど一生知ることはなかったかもしれません。

 

不思議な縁です。

 

写真展は10月。

楽しみに待とうと思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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