ネーサン・チェン選手の場合
新聞を読んでいたら、ネーサン・チェン選手についての記事があった。
ネーサン・チェン選手は3歳でスケートを始め、ほぼ毎日午前8時にリンクに行き、午後6時に帰るという生活をしていたとのこと。
小さなグループの中にいて、同じ世界の人と会う生活。
世界で何が起こっているかも知らず。
でも、ピョンチャンオリンピックでどん底を味わったあと、「スケートから一歩遠ざかってみよう」と思ったのだそう。
「スケートは自分にとって情熱を注いでいるプロジェクトにしか過ぎないと思うようにした」
テニスにギターやウクレレ、料理……。趣味は増えていく。
名門エール大学への進学。スケートに興味のない友人もできたという。
そうする中で不思議ななことにすべりは安定。納得いくパフォーマンスをだせるようになった、と記事にはあった。
鍵山優真選手の場合
ネーサン・チェン選手と同じくフィギュアスケーター鍵山優真選手もスケートと日常生活を切り替えているとのこと。
鍵山さんのコーチはお父さん。
お父さんと二人で暮らしているそうだが、家のドアを開けたら、スケートの話は一切しないのだそうだ。
気にかかることがあったら、駐車場の車の中で2時間でも話し合うという。
私たちだって
世界トップのスケーターと比較するのもなんだが、私たちだっていっしょじゃないだろうか。
仕事や家事や人間関係、ある人にとっては子どもの進学。
その時々で、何かにとらわれすぎることがある。
あるいは逆に、とらわれるものはないのだけど、夢中になるものもなく、終日ボ~っとしている人もいることだろう。(←今の私)
私自身も、オリンピックは目ざしていないが(当たり前だ!)、家事をするときには家事に集中し、読書の時には読書に、のんびりするときはのんびり、時には別の世界に触れるために出かけるというように、切り替えのある暮らしをした方がよさそうだ。
ただぼんやりと切れ目なしに日々を送るのではなく、いくつかの世界を持ち、その時々で切り替えて、それに集中し、楽しく暮らしていきたい、そんなことを思った記事でした。
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