日本だから大丈夫！
ムスメがニューヨークに移り住んでから、時々交わされることば、「日本だから大丈夫！」。
ムスメからは渡米直後にすべく、さまざまな書類の提出を頼まれていました。
地方に住む私が、東京の役所や会社、大学とやり取りをして、いろんな手続きをしていくわけです。
諸事情で、すべてをすませてから渡米とはいかなかったのです。
わからないことがあるときは、電話やメールで問い合わせましたが、すべての機関が、わかりやすく丁寧に教えて下さいました。不愉快な思いゼロ。
提出した書類に不備があった際にも、これまた丁寧な連絡。鉛筆で訂正したり、下書きをしたものを返送して下さったり、付箋に諸注意を書いて下さったり。感謝感謝！
その度に、「日本だから大丈夫！どうにかなる。」という思いが強まったものです。
アメリカの書類事情
アメリカはと言うと、書類がスムーズに通ることがほとんどないとすら思えるのだそう。
昨年4月に入国してすぐに提出したマイナンバーカードみたいなものに関した書類。
先日（2月中旬ですな）届いたとのこと。
「一生届かないかと思っていたよ～」
「苦節8ヶ月にしてやっと届いた！」
と、ムスメ。
備えて、強気で行く
そういった手続き関係では、いくども苦汁を飲まされたムスメ。
先日、ちょっとした証明書が必要で役所に赴く際には、要項をしっかり読み込み。関係した部分はプリントして、臨んだとのこと。
そうしたら、案の定「これじゃあ、だめ」と受付で突っぱねられ。
「こうこうこうで、ここにこう書いているから、問題ないはず！」と主張したら、まるでムスメに非があったかのように「あら～、そういうことがしたかったのね」と言われたそう。
そこで怒ってもしかたがない。そんなものなのだそうです。
帰りに、その受付の女性と目が合ったら、満面の笑みだったそうで、「何も感じていないんだろうか」と言っていました。
もちろん、その国々で、悪い面もあれば、いい面もある。
アメリカは日本ほど外見を重視せずに、自由かなあ・・・なんてことも言っていました。ムスメもアメリカに行って、物欲が減り、洋服ほとんど買っていないとのこと。
コロナがあんなに流行っているのに、活気があったり。
そこにもいい部分とアレッという部分が混在しているのでしょう。
ま、ムスメの目を通して、アメリカの一面を知ることができています。
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