初対面の先輩のお世話になりました
私が大学受験をしたのは今から44年前。
田舎育ちの私は、旅慣れてもいないし、もちろんネットやなにやがある時代でもありません。
田舎育ちの両親ももちろん旅慣れていないので、一人旅の予定でした。
一浪後、一留した兄①は就職したばかり。(一留は留学ではなく留年です!)兄②も浪人し…。3番目の私が、親子でゆったり受験旅という感じでもなかったのです。
「ま、どうにかなるわ」と受験旅の準備をしていたのですが、そんな私に担任の先生が、「卒業生で、君の受ける大学に行っている教え子から、受験する人がいたらお世話しますよと連絡が来ているけど、どうする?」と。
「よければ、お願いします」と返事をしました。
至れり尽くせりの受験旅
先輩(女性です)は、駅まで迎えに来て、まずは荷物を置きにホテルまで連れて行ってくれました。それから大学の下見に。
翌朝もホテルまで来て、大学まで案内していただき、受験後はまた送ってもらい。
翌日も同様に。
最後、帰りの駅まで見送ってくださいました。
幸い合格して、入学したあかつきには、一度ランチか夕ご飯をごちそうになった覚えが。
あっさりと、朗らかな方で、まったくもって恩着せがましいところのない方でした。
恩送り
その後、私がその先輩にどんな恩返しをしたか?
あまり記憶にない。
もちろん、構内でお見かけしたら「こんにちわ~」とあいさつをしに行く、そんなことはしましたが・・・・。
そんな恩知らずな私ですが、何かの折節にはその先輩のことを思いだし、その度にありがたい気持ちになっていたのでした。
実は私も翌年、後輩に受験生がいたらお世話しようとやる気満々で、先生に連絡したのですが、いませんでした…。残念。
その後も、私の人生にはこのように「ありがたすぎる」出会いは数々あったのですが、はたしてそのお返しはできてきたのか・・・・。
受けたほどには、恩返しはできていない、たぶん。
でも、これからでも恩送りはできるかも。
受けた恩を、その方にお返ししたら、恩返し。だれか別の人にお返ししたら「恩送り」というらしいので、恩送りでいきます、先輩。お許しあれ。
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