家族全員でお出迎え
わが家は、新しくできた住宅地に、近隣で1番目に家を建てた。ということは、引っ越し挨拶に行くことはなく、ひたすら挨拶を受けるばかりだったということになる。もちろんそれまでには、挨拶に何度も行きましたよ(笑)
さて、引っ越しの挨拶を受けたとき、わが家では、家族全員(と言ったところで、私・オット・ムスメの3人だけだが…)で玄関先に出ることにしていた。
みんなで出て行くと、ひとまず歓迎の気持ちは伝わる。
さらに、この家には○歳くらいの女の子ががいるんだ、みたいなこともわかる。
そこから話が進み、教えてあげられることも出てくる。
お世話になったTさん
Tさんは、ムスメが2歳ころに引っ越してこられた。息子さんが家を建てたのだ。で、息子さんと母親であるTさんが挨拶に来て下さった。もちろんわが家は総出で出迎えた。
Tさんは50代半ばだったろうか。その後、それはお世話になった。わが家がインフルエンザで全員ダウンしたときに、おかゆやお味噌汁を鍋ご持ってきていただいたこともある。あの時は、ほんとうに五臓六腑にしみるとはこのことかと思った。
子どもが熱を出したときに預かっていただいたことも何度もある。
その後、Tさん親子は、息子さんの転勤で関西地方に引っ越して行かれたのだが、今でもおつきあいがある。
衝撃的なムスメのことば
さてさて、そのTさんが、ずいぶん後になって、「引っ越しの挨拶が終わり、ドアを閉めたとき、○○ちゃん(ムスメですな)が大きな声で、お茶かあと言ったの。息子と,お菓子にすればよかったかなあと言いながら帰ったんだよ」と言われました。(もちろん、イヤミじゃなく、笑い話として)
お茶の産地から、引っ越してこられたTさんはお茶を持って、挨拶に来て下さっていたのです。
ひえ~、と恐縮です。
ムスメに話したら、「すまんかったのう」と言っていました。
なつかしい(はずかしい?)思い出です。
↑のポシェットは、娘が小さいときにTさんが編んで下さったもの。セーターや帽子など,いろんなものを編んでくださいました。
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