ボイシーで「ワーママ晴」さんの話を聞いていたら、カール・ロジャースの「2:7:1の法則」という話が出てきました。
自分の周りに10人の人がいるとしたら……
2人は気の合う人
7人はどちらでもない人
1人は気が合わない人
という法則だそうです。なるほど。
だれでも、そうなんだと思えば、「あの人は私のことを嫌っている」「なんで私だけこんな思いをしなくてはいけないんだろう」なんて、無駄に悩まずにすむかもしれません。
これは人付き合いの話ですが、もしかしたら暮らしそのものにも言えるのかもしれません。
たとえば私の暮らし。
楽しいことが2。どちらでもない日々のもろもろが7。気になること、悩みなどが1、としてみましょう。
(このバランスは人それぞれでしょうが)
じゃあ、2:7:1くらいの気分で日々を暮らせているかというと、そうでもなかったりします。
全体の10分の1しかないはずの1が、楽しい2も、なんでもない7も覆いつくし、いつのまにか、1が10になってしまうわけです。
気になること、悩みの1を、きれいさっぱり解決できたらいいですが、解決できないこともあります。
そういうとき、1を1か、せめて2~3くらいの大きさに思いとどめられたら、日々はもっとふんわり明るいものなるのかもしれません。
私は、どちらかと言えば1を10くらいに考えがちなタイプです。こういうのって、考え方のクセみたいなものがついているのでしょう。
世の中には、あんな状況なのにどうしてあんなに楽しそうなの?という人もいれば、いつもいつも世の不幸のすべてを背負ってそうな人もいます。
人間関係の法則と同様に、誰にでも、この1はあるのでしょう。
自分にだけ悩みがあるわけではない。
1は1のままで、そしてその他の2や7も味わいながら暮らす。
猫背に気づいたときに、さっと姿勢を改めるように、心の猫背も、気づいたらそのときだけでも改めてみようと思います。
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