61歳にもなって…、というような話
最近、父のことで、実家や身内とのやり取りが多いのですが、その中で、自分の中にコソ~っとひそんでいた気持ちに気づかされました。
それはどんな気持ちかというと…。
「父から、◯◯は(私のことです)親孝行でいい娘だった」と思われていたい、みたいな…気持ちです。
(もちろん、身内からも、そう思われたい)
特別親孝行でもなかったのに、そんなことを思うわけです。
でも、だれかにこう思われたいなんて思ったところで、無理なんですね。
人は、思われるようにしか思われない。
私のことは、こんな風に思ってくださいって言ったところで……、無理なこと。
話は変わり、身内のこと
身内の中に、ほんとうに親身に父の世話をしてくれた人たちがいて、今までずっとありがたいと思っていました。
ところが、今回の帰省時に、そこの娘さんが、自分達がどれほど父の世話してきたかということを繰り返し繰り返し訴えてくるのです。
私は、その親子に常々感謝しているつもりでしたが、感謝の気持ちも、その表現も足りなかったのでしょう。
それで、その娘さんに、自分達がしてきたことに、気づいていないのでは?と思われたのかもしれません。
でも、こちらとしては、あまりに言われると、なんだか実の娘のあなたは何をしていたの?と責められているような気持ちになり…。
しまいには、元気なときには、父のほうも、あなたの家の世話をしていたよなんて思ってみたり。(スミマセン。人間ができていなくて…。)
ほんとうに浅はか。
実際、その身内に、父はずいぶん助けられたはずです。
とは言え、自分は、こんなに◯◯をしてあげたよ、なんて主張は、しないほうがいいかも。
自分のことも一緒だ
私はこんなだった、と訴える必要はないのですね。
人は自分が思うように思うだけでしょうから。
ただ、自分がしたいこと、しなくてはならないことを、見ている人のためにではなく、相手や自分のために誠実にやるしかない。
そして、してもらったことをありがたく思う。
そんな当たり前のことを、今さらのように実感する61歳でした・・・。
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