アジア人差別のニュースを見て、ムスメに「どう?」と聞いてみた

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アジア人差別のニュースを見てザワザワする

 

欧米の人々の中にアジア人を見下す人たちが(多く?)いるということは、知識としては知っていますが、日本でしか暮らしたことがないので、アジア人という理由で差別された経験がありません。

 

ムスメ夫婦が渡米するときに、この差別の問題、心配しました。

 

最近は、コロナの影響もあるのか、アジア系の人が、アメリカで突然後ろから殴られるといったニュースを見ることも増えました。

で、ニューヨークのムスメに「差別みたいなことを感じることある?」と聞いてみたら。

 

あからさまな差別というのを受けることはない

 

「でも、日本人は10歳くらい若く見られがちなので、軽く見られているかな?と思うことはある」との返事でした。

 

おむこさんはボルダリングが趣味で、ジムに通っているのですが、そこで20歳くらいの青年たちに声をかけられたそうです。おむこさんを同年代だと思ってのことだったようです。

 

それに、体格の善し悪しというのも大事みたいね、とのことでした。そんなこんなで、日常に多少の緊張感というか、気の張りみたいなものがあるよ、とのことでした。

 

香港ではのんびりだった

 

ムスメは数年前、自身の海外勤務で香港に住んでいたのですが、その時はまったくそんな緊張感はなかったとのこと。(現在の香港は、別の意味で緊張感があるのでしょうが)

同じアジア人で、同じような顔。日本に対するリスペクトもあり、ゆったりと過ごしていた模様です。

 

とはいえ、ニューヨークを楽しんでいるようです

 

じゃあ、ムスメがニューヨーク暮らしを苦痛に思っているかというとそんなことはなく、とても楽しく暮らしているようです。

ムスメは現在、語学学校に行きながら、労働ビザが下りるのを待っている状態で、無給のインターンも始めています。

 

語学学校にはさまざまな国から、さまざまな年齢の人々が集まっていて、皆さん、とても積極的なのだそうです。先生が何か質問したら、我先に挙手して、何か言おうとするといった具合に。

それが、とても楽しい!とのこと。

日本では、周りを見わたし、あまり目立たないように、発言しなくてはならなかった。でもアメリカではのびのびと自由に発言できて、それは自分にあっているように思う、と。

 

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差別の問題は、自分がされる側に回ったら、おおごと。

屈辱的というだけだけではなく、命の危険すらあったりします。

じゃあ、自分は差別なんてしていないと言えるかというと、そうでもなく、けっこう偏見を持っていたりします。

自分が理不尽に差別されたら、それに対抗するしたたかさを持つ。← むずかしそう!

同時に、自分の中にあるさまざまな偏見にも気をつけなくては思います。

 

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