背中にコロナウイルスを背負っているような暮らし
はじめは何もかもわからない未知のウイルスだったのでしかたがなかったとして、今現在は、「過度に恐れすぎているのかも」、そんな気持ちにさせられる本でした。
他人軸で動いている?
マスクにしても、ワクチンにしても、メリット・デメリットを比較するでもなく、受け入れてきた私(たち)。
著者本間真二郎さんは、マスクにそこまでの効果があるのかという立場に立つ医師です。
自分が感染している・咳が出ている・熱が出ている、そういった人は人にうつさないためにマスクをすればいい。また、感染したら重篤化しやすいリスクを持った人は、それに備えてマスクをしたり、人との接触を減らしたりすればいい、と。
でも、そうでもない元気な子どもたちまでもが、一律に長時間マスク生活をするのはどうか、というようなことを、数字をあげながら述べていました。
ワクチン接種にしても、大急ぎで作り上げたワクチンが、今後どのような副作用を及ぼすのかはわからないと。
私自身は3度目のワクチンも打とうと思っていますが、本著を読んで、打たない立場の人を深い見識もなく批判しないようにしようと思いました。
日本人の多くが、自分の考えで動くのではなく、「みんながするから」「しないと非難されるから」ということで行動していませんか、とも述べていましたが、確かに。
感染の「本当の原因」は私たち自身にある。ワクチンにすべてを託すのではなく、「免疫力」と「抵抗力」「解毒力」を生活のなかで高めていくために私たちが見つめ直すこと――。著書は、栃木県那須烏山市の自然派医師で、アメリカ・NIH(アメリカ国立衛生研究所)出身のウイルス学研究者。自然に沿った暮らしを実践するなかでの、「自己軸」からの感染対策のすべてを網羅しました。ワクチンという「他者軸」に頼るのでなく自己の内面の力「自己軸」により、感染の恐怖から身を守るための一冊です。
免疫力を高める暮らし
著者本間真二郎さんの見解がすべて正しいかどうかはわかりません。これも一つの考えでしょうから。
でも、たしかに、しっかり寝て、ほどほど運動をし、腸にいい食べ物を食べる。そんな暮らしを心がけ、免疫力を高めることは、自分次第でできることです。ニュース見て、一喜一憂するばかりでなく、自分にできることをしようと思いました。
TVとかも冷静に数字をあげながら伝えたら、視聴率取れないのか、不安をあおるようないい方が多いですからね。
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